報道発表資料

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2005年04月15日
  • 大気環境

平成17年度大気環境モニタリングの在り方に関する検討会の設置及び第1回検討会の開催について

大気汚染防止法に基づく大気環境のモニタリング(常時監視)の今後の在り方について検討するため、今般、「平成17年度大気環境モニタリングの在り方に関する検討会」を設置いたしました。第1回検討会は平成17年4月25日(月)に開催します。なお、本検討会は公開で行われます。
  1. 検討会設置の趣旨
     大気汚染の状況は、昭和40年代に激甚な被害をもたらした二酸化いおう、一酸化炭素については、規制の導入・強化により沈静化している一方、二酸化窒素、浮遊粒子状物質、光化学オキシダントについては依然として改善に至っていません。また、揮発性有機化合物やベンゼンなどの有害大気汚染物質、ダイオキシンなど、近年新たに問題が顕在化しているものもあります。
      大気汚染のモニタリング(常時監視)は、大気汚染防止法に基づき地方公共団体において継続的に実施されてきておりますが、上記のような大気汚染の状況に柔軟に対応してきたか検討課題となっています。
     また、平成16年度まで大気汚染のモニタリングについては国庫補助の対象となっていましたが、平成17年度より環境監視調査等補助金が廃止され、その原資については地方公共団体に税源移譲されることとなりました。
     このような背景を踏まえ、地方公共団体の裁量を活かしながら適正なモニタリングが行われることを担保するための仕組み、その他大気環境モニタリングの今後の在り方について検討を行うこととします。

  2. 第1回検討会の概要
    会議名:平成17年度大気環境モニタリングの在り方に関する検討会(第1回)
    日時:平成17年4月25日(月)10:00~12:00
    場所:経済産業省別館817号室(東京都千代田区霞が関1-3-1)
    議題:
    (1)大気汚染状況のモニタリングの現状と課題について
    (2)今後の方向性について
    (3)その他

  3. 傍聴について
    (1)傍聴者の受付
     本検討会は公開となります。傍聴をご希望の方は、1)氏名、2)住所、3)電話番号、4)勤務先、5)傍聴券の送付先(E-mailアドレスまたはFAX番号)をご記入の上、下記の申込先まで、E-mailまたはFAXにてお申し込み下さい。傍聴申し込みの締め切りは、平成17年4月21日(木)必着とさせていただきます。
      傍聴の可能人数は20名を予定しております。傍聴をご希望の方が20名を超える場合は、抽選とさせていただく場合がありますので、ご了承下さい。また、傍聴いただける方には、申し込みの締め切り後、ご指定いただいた送付先に傍聴券を送付いたします。傍聴券は、当日の傍聴の際に必ずご持参下さい。なお、抽選により傍聴いただけない場合には、その旨ご連絡いたします。
    (2)カメラ撮りの受付
     カメラ撮りをご希望のマスコミ関係者の方は、あらかじめ下記の申し込み先までお申し込み下さい。カメラ撮りについては、会議の冒頭のみでお願いいたします。
    (3)申込先
    環境省環境管理局大気環境課
    担当者:村田
    〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
    TEL: 03-3581-3351(内線6538)
    FAX: 03-3580-7173
    E-mail: kanri-kankyo@env.go.jp
連絡先
環境省環境管理局大気環境課
課長:関荘一郎(内線6530)
 補佐:佐藤美稚子(内線6538)
 担当:村田大介(内線6538)