報道発表資料

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2005年03月24日
  • 自然環境

「知床世界自然遺産候補地地域連絡会議」における国際自然保護連合(IUCN)からの書簡に対する回答案の説明について

本日、北海道羅臼町で開催された「知床世界自然遺産候補地地域連絡会議」(関係行政機関及び地元関係団体で構成)において、国際自然保護連合(IUCN)から平成17年2月2日付けで環境省あてに送付のあった書簡に対する回答案の内容について説明しましたのでお知らせします。
  1. 概要
     平成16年12月に世界遺産委員会の諮問機関である国際自然保護連合(IUCN)では、世界自然遺産の新規推薦物件の評価委員会が開催され、我が国から推薦している「知床」についても評価の検討が行われました。
     その結果を受けて、本年2月にIUCN地球プログラム長のウイリアム・J・ジャクソン氏から環境省あてに書簡が送付され、その中で「知床」に関するIUCNの意見が示されるとともに、この意見に対する日本政府の見解を求められていましたが、本日までに関係行政機関及び地元関係団体と協議を行い、IUCNに対する回答案を取りまとめました。
     この回答案の内容について、本日、北海道羅臼町で開催された「知床世界自然遺産候補地地域連絡会議」において、関係行政機関及び地元関係団体に対して説明しました。回答案の内容については別紙1のとおりです。

     
  2. 今後の予定
    ○IUCNへの回答は、3月31日(木)までにユネスコ世界遺産センター及びIUCNへ提出する予定です。その後、IUCNでは、5月末日頃までにユネスコ世界遺産センターへ評価報告書を提出する見通しです。
    ○その報告書を基に、7月に南アフリカのダーバンで開催される第29回世界遺産委員会で登録の成否が決定される予定です。
     
  3. その他
     「知床世界自然遺産候補地地域連絡会議」については、別紙2を参照願います。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
課長   :黒田大三郎(6430)
 課長補佐:奥田 直久 (6480)
 担当   :高木 鉄哉 (6476)
        川越 久史 (  〃  )

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