報道発表資料

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2005年03月18日
  • 水・土壌

水質汚濁防止の徹底に関する通知について

今般、JFEスチール株式会社東日本製鉄所(千葉地区)に加え、昭和電工株式会社(千葉事業所)においても、水質汚濁を防止する観点から問題となる行為が明らかとなりました。
 このため、環境省では、今回の原因究明の結果等を踏まえ、今後の排水監視の一層の徹底を図るため、立入り時の留意点等をまとめた指導通知を、本日付けで、都道府県及び水質汚濁防止法政令市に通知します。
  1. 概要

     今般の事案で特に問題となったのは、排出水の汚染状態等の測定結果記録について、排水基準等を超える測定結果等があったにもかかわらず、長期間にわたり虚偽の記録を行っていたことです。測定及び記録は、基準遵守義務を担保するために不可欠なものであり、特定事業場に対する監視指導の一層の徹底を図る必要があります。
     このため、今回の事案を踏まえ、特定事業場に対し、立入検査等を適切に実施すること及びその際の留意事項等を通知しました。
     具体的には、
    測定結果が複数の者のチェックを受ける体制になっているか否かを確認すること
    排出水の汚染状態の測定結果について原簿等を確認すること
    等を挙げています。
     また、今回、スラグの堆積場において浸出水の処理及び流出防止策が適切に行われず排水基準に適合しない事例が生じたことから、今後、同様の事例を生じさせないよう、適切に指導するよう通知しました。

     
  2. 通知文の内容

     別紙のとおり

添付資料

連絡先
環境省環境管理局水環境部水環境管理課
課長: 太田 進(6630)
 補佐: 村山 雅昭(6637)

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