報道発表資料

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1998年10月15日

「環境研究技術基本計画について」に関する中央環境審議会への諮問について

環境研究・環境技術の振興を総合的、計画的に行うための計画を策定するため、平成10年10月16日付けで、環境庁長官から中央環境審議会に対して、「環境研究技術基本計画について」の諮問を行うこととなった。
 本諮問については、企画政策部会に付議され、環境研究技術専門委員会を置き、審議される予定。
1.趣旨

 今日の環境問題の多くは、現代の大量生産、大量消費、大量廃棄型の経済社会のあり方に根ざしており、地球温暖化問題、生物多様性の減少、廃棄物問題、環境ホ ルモン問題などに見られるように、これまでにも増して多様化・複雑化している。このような環境問題の解決に向け、将来を見通した研究や新たな技術開発を重点的 ・効率的に実施していくことが一層必要となっている。
 このような状況のもと、環境基本計画の進捗状況の第2回点検結果(平成9年6 月閣議報告)において指摘されているとおり、環境研究・環境技術の振興を総合的 、計画的に行うための計画を策定することが今後の課題となっている。
 このため、環境研究技術に関する基本計画はいかにあるべきかについて、中央環 境審議会の意見を求めることとした。

2.中央環境審議会での審議諮問

 平成10年10月16日付けで、環境庁長官から中央環境審議会に対し、「環境 研究技術基本計画について」の諮問を行う予定。
 この諮問は企画政策部会に付議され、環境研究技術専門委員会を置き、審議される予定。
 なお、中央環境審議会第58回企画政策部会は、平成10年10月21日開催。
 第1回環境研究技術専門委員会は、11月目途に開催することとしている。

連絡先
環境庁企画調整局環境研究技術課
課       長 :石川明彦(6240)
試験研究調整官 :加藤正男(6241)
課 長 補 佐  :山本秀正(6242)