報道発表資料

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2005年02月15日
  • 地球環境

京都メカニズム - JAPAN Carbon Investors Forum - の開催について

京都議定書の発効を踏まえ、途上国の持続可能な開発と効果的な温室効果ガスの排出削減に資する京都メカニズムを推進するため、CDM/JIホスト国の政府関係者及び民間機関の代表を招聘し、外務省、経済産業省、環境省の主催により、我が国政府関係者及び民間企業との相互理解促進を目的とするJapan Carbon Investors Forumを3月24日(木)東京において開催いたします。
  1. 背景
     CDM/JIを含む京都メカニズムは、先進国の優れたエネルギー・環境技術及び資金を有効に活用することにより、持続可能な開発を志向する途上国等において、温室効果ガスの排出抑制・削減を促進するとともに、我が国の京都議定書上の約束達成に効果的に寄与するものです。
     こうした観点から、我が国としては、民間事業者が自主的かつ積極的に京都メカニズムに参加できるよう、プロジェクトへの財政支援、CDM/JI研修の開催、教材開発等の支援を実施してきているところです。この結果、現在までに計15件のプロジェクトについて日本政府承認を行ってきたところですが、今後、京都議定書の発効を踏まえ、更にCDM/JIプロジェクトの実現を加速させていくためには、我が国関係者によるホスト国政府の京都メカニズム執行体制に関する理解促進と投資家としての我が国企業の関心をホスト国政府に周知することが必要となってきています。
     
  2. 目的
     このような背景を踏まえ、本フォーラムでは、今後CDM/JIプロジェクトの有力なホスト国となり得る途上国及び市場経済移行国の京都メカニズム担当政府関係者及び産業界の代表者を我が国に招聘し、各国の京都メカニズム関連政策、重点プロジェクト分野、有望プロジェクト等について紹介、質疑応答を行い、我が国とCDM/JIホスト国との間の相互理解を深めます。
     
  3. 概要
    (1) 日時 平成17年3月24日(木)10:00~17:00(予定)
    (2) 場所 三田共用会議所(東京)
    (3) 議事 (午前) 全体会合
            日本政府、国内関連機関等による京都メカニズムへの取組に関するプレゼンテーション
          (昼) レセプション
          (午後) 招聘国別プレゼンテーション
            各国招聘者(政府関係者及び産業界代表)による京都メカニズム関連政策措置、有望プロジェクト等に関するプレゼンテーション
    (4) 出席者 国内政府関係機関、民間事業者等
    (5) 主催 外務省、経済産業省、環境省
    (6) 言語 (午前) 日英同時通訳
          (午後) 英語(一部日英逐語通訳)
     
  4. 招聘国及び招聘者
     以下の15か国の政府関係者及び各国産業界の代表者1名ずつ(計30名)を招聘いたします(予定)。
    (アジア) 中国、インド、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア
    (中南米) チリ、ブラジル、メキシコ
    (中東欧) ウクライナ、チェコ、ブルガリア、ポーランド、ルーマニア
     
  5. 参加登録及び費用
     出席を希望される方は、以下のホームページから御登録願います。お申し込み多数の場合は、抽選となります。なお、参加費用は無料です。
     http://www2.convention.co.jp/dnaws/
     
  6. お問い合わせ先
    JAPAN Carbon Investors Forum事務局
    日本コンベンションサービス株式会社内
    TEL:03-3508-1247 FAX:03-3508-1695
    E-mail:dnaws@convention.co.jp
連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課国際対策室
室長:水野  理 (6772)
 補佐:小笠原 靖(6796)
 係長:辻脇 基成(6781)