報道発表資料
大陸方面から日本への渡り鳥について、長崎県対馬及び山口県見島で野鳥(主として渡りをする陸鳥類)を捕獲し、高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況を調査したところ、「全ての検体で高病原性鳥インフルエンザウィルスは不検出」との結果が判明しました。
- 調査の実施状況
長崎県対馬及び山口県見島において、野鳥(主として渡りをする陸鳥類)を合計217個体を捕獲し、咽頭スワブ等の検体を採取した。それぞれの地域での調査状況は以下のとおり。(1)長崎県対馬での調査 ・調査日程 11月20日(土)~24日(水) ・捕獲した鳥類の合計 122個体 ・捕獲した陸生渡り鳥 アオジ、タヒバリ、ツグミ、ミヤマホオジロ (主なもの(10羽以上))
(2)山口県見島での調査 ・調査日程 12月2日(木)~6日(火) ・捕獲した鳥類の合計 95個体 ・捕獲した陸生渡り鳥 クロジ、シロハラ、ルリビタキ (主なもの(10羽以上)) - 調査結果
捕獲した全ての個体の検体においてインフルエンザウイルスは検出されなかった。また、全ての血清においてH5ウイルスに対する抗体は検出されなかった。
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
課長 名執芳博 (内線6460)
鳥獣保護業務室
室長 渡辺 聡 (内線6470)
補佐 中澤 圭一(内線6471)