報道発表資料
環境省は、平成15年度に国及び地方公共団体が水質汚濁防止法に基づいて実施した、全国の公共用水域水質の測定結果を取りまとめた。
平成15年度公共用水域水質測定結果(概要)[PDFファイル
893KB]- 全体の傾向
26項目の環境基準達成率は99.3%と、ほとんどの地点で環境基準を達成していた。(1) 健康項目 26項目の環境基準達成率は99.3%と、ほとんどの地点で環境基準を達成していた。 (2) 生活環境項目 [1] 有機汚濁の代表的な水質指標であるBOD又はCODの環境基準達成率は、河川で87.4%、湖沼で55.2%、海域で76.2%であり、全体では83.8%。過去最高を更新したが、湖沼においては、引き続き低い状況となっている。 [2] 湖沼の全窒素、全燐の環境基準達成率は依然として低い。全窒素では悪化、全燐では向上した。
- 改善の著しい水域(今回新規に公表)
BOD又はCODについて平成13~15年度の平均値と平成3~5年度の平均値とを比較したところ、減少が最も大きかったのは、河川では揖保川下流、湖沼では手賀沼であった。 (参考9、参考10を参照)
水環境部行政資料
・平成15年度公共用水域水質測定結果
・平成15年度公共用水域水質測定結果【参考資料】
- 連絡先
- 環境省環境管理局水環境部企画課
課長:谷 みどり(内線6610)
補佐:大森 健司(内線6615)
担当:増田 貴仁(内線6624)
市原 泰幸 (内線6614)