報道発表資料

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2004年12月01日
  • 再生循環

廃棄物の不法輸出入防止に関するワークショップの開催について

環境省は平成16年12月7日(火)~8日(水)に、アジア各国のバーゼル条約の担当者を招き、廃棄物の不法輸出入防止に関するワークショップを開催します。
 ワークショップは、JICA国際協力総合研修所(市ヶ谷)で開催します。なお、12月7日(火)のオープニング・セッションに、小池環境大臣が挨拶する予定です(冒頭、頭撮り可能)。
 ワークショップでは、バーゼル条約の履行に関する各国の経験・課題を共有するとともに、アジア域内における資源循環に関する諸問題について議論が行われる予定です。

1.目的

 有害廃棄物の国境を越える移動等を規制するバーゼル条約の確実な運用を図るため、各国のバーゼル条約実施能力の向上、関係国間の情報交換体制(ネットワーク)の整備が急務となっています。
 環境省では、アジア各国を対象とした廃棄物不法輸出入防止国際ネットワークの構築を提唱し、これまで各国担当者へのニーズ調査等を行ってきたところですが、今般、バーゼル条約の履行に関する各国の経験・課題を共有し、アジア域内における資源循環に関する諸問題について議論を行うことを目的として、アジア各国のバーゼル条約の担当者を招き、廃棄物の不法輸出入防止に関するワークショップを開催することとしました。

2.日程 平成16年12月7日(火)~8日(水)

3.会場 JICA国際協力総合研修所(市ヶ谷)

4.参加者(予定)

 アジア各国における、バーゼル条約上の権限ある当局(Competent Authority)及び北京、ジャカルタのバーゼル条約地域センターの担当者

【参加国等】
韓国、香港、カンボジア、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム

5.主な議題

  • バーゼル条約の履行に関する各国の経験、課題について
  • 各国における廃棄物の輸出入規制について
  • 廃棄物不法輸出入防止国際ネットワークの構築について
  • アジア域内での資源循環の管理体制について

※このほか、リサイクル関連施設の視察を予定

6.ワークショップの取材について

 本ワークショップは、7日(火)の開会式(9:00~9:15)のみ、取材(カメラ撮影含む)が可能です。取材をされる方は、12月6日(月)12時までに、env-basel@env.go.jpのアドレスまでE-mailでお申し込みください。

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課適正処理・不法投棄対策室
室長: 橋詰 博樹(内6881)
 室長補佐: 松本 英昭(内6886)
 担当: 清丸 勝正(内6783)