報道発表資料
日本政府は、9日(月)午後(日本時間9日23時から)のラウンドテーブルディスカッションにおいて、前回の会合(7月)の際に議長より求められたベルリンマンデートの要素に関する具体的提案を行います。
その全文は、別紙のとおり(日本語については、環境庁仮訳)です。
*別紙については「地球環境部温暖化国際対策推進室」にお問い合わせください。
(速報)
AGBM第5回会合でのラウンドテーブルディスカッションにおける
我が国からの議定書に盛り込むべき事項に関する提案について
気候変動枠組条約ベルリンマンデート・アドホックグループ会合第5回会合のラウンドテーブルディスカッションが、予定どおり開催され、オーストラリア、ガンビア、EUからの提案に次ぎ、現地時間9日4時から、我が国より、我が国からの議定書に盛り込むべき事項に関する提案を15分間行った。
提案に対しては、次の3カ国から以下のようなコメントがあった。
1 EU
政策及び措置の条項については、分野ごとに政策措置をとることについてはshallで規定されているが、中身について全く拘束性がないのはおかしい。
→ いわゆるメニューアプローチの考え方で政策措置を規定している旨返答。
2 マレーシア
柔軟であることは結構だが、このような柔軟な対応をとっているうちに、島国が沈んでしまうようなことがある場合には、これに対して保険でもかけることを検討しているのか。
→ レビューメカニズムがきちんと整えられているため、対策がいい加減になるようなことはない旨返答。
3 米国
2つの目標について、pとqの間には、具体的な相関関係があるのか。
→ pとqについて具体的な数値は全く想定しておらず、今後の交渉次第で決めていくものである旨返答。
この後、更に12、3カ国から提案がされる予定となっている。
- 連絡先
- 環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課
課長:小林 光 (6740)
補佐:河崎 哲久(6737)
温暖化国際対策推進室
室長:鈴木 克徳(6741)
担当:中尾 豊 (6738)
担当:奥山 祐矢(6739)