報道発表資料

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2004年10月24日
  • 再生循環

小池環境大臣の台風23号による兵庫県被害状況視察について

  •  台風23号の最大の被害地の一つである兵庫県豊岡市を、小池環境大臣が視察した。(随行 大臣官房廃棄物リサイクル対策部 由田廃棄物対策課長)
     
  •  朝9時より豊岡市役所において、被害状況について説明を受けた後、市内を視察。市内では、2階にまで浸水している家屋もあり、ごみが散乱している状況であった。由田廃棄物対策課長とともに、3時間にわたり視察した。
     
  •  豊岡市役所(中貝宗浩市長、荻野 剛助役他)
    [1] 市側から、大量に発生したごみの処理について支援の要請を受けた。
     大臣からは、「最大限の努力をする」と回答。
    [2] 市側から、「中小企業から発生したごみが、一般廃棄物と渾然一体となっており、これらについても補助対象とするよう」要請を受けた。
     大臣からは、「支援の方向で最大限努力する」と回答。
    [3] 大臣から、「復興に当たり、ごみの処理はもっとも重要な問題の一つであり、豊岡市のみでは処理が困難な場合、国としても、広域的な支援体制を検討していく」と激励。
     
  •  避難所
     避難所である三江公民館を訪問し、避難されている方々を激励。
     
  •  ごみ集積場所
     既にごみの集積が始まっており、他市町村からの応援によるごみ集積車も集まっていた。
     冷蔵庫等の処理に当たり、フロン類の取扱が、適切に行われていることを確認。
     
  •  ごみ焼却施設
     北但行政事務組合より説明を受ける(瀬崎 彊助役、中奥 薫環境衛生課長)
     組合から、今回の災害によるごみ処理について広域的な支援の要請があった。
     大臣からは、「最大限の努力をする」と回答。

    (注)北但行政事務組合・・・豊岡市、城崎町、竹野町、香住町、日高町、但東町、出石町の1市6町で構成。保健衛生、消防、農業共催、介護認定の協同処理を行う。
     
  •  し尿処理施設
     現地では、くみ取り式トイレも多く、豊岡市のし尿処理施設の水没により、他のし尿処理施設において対応している状況であった。施設側より、復興に当たり支援の要請があった。大臣からは、「最大限の努力をする」と回答。
連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課
課長   :由田 秀人(内線 6841)
 課長補佐:岡山 健二(内線 6843)
 (直通 03-5501-3154)