報道発表資料

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2004年09月29日
  • 自然環境

中央環境審議会野生生物部会の答申について

 本日、午後2時から開催された中央環境審議会野生生物部会において、環境大臣が諮問した「保護増殖事業計画の策定について」及び「国指定鳥獣保護区の指定及び同特別保護地区の指定について」が審議され、諮問のとおりとして差し支えない旨答申がなされたので、お知らせします。

1. 保護増殖事業計画の策定について

「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」に基づき、国内希少野生動植物種であるヤンバルクイナ、アマミノクロウサギ、アユモドキ、ムニンツツジ、ムニンノボタン、アサヒエビネ、ホシツルラン、シマホザキラン、タイヨウフウトウカズラ、コバトベラ、ウラジロコムラサキの11種について、保護増殖事業計画を策定するもの。
本答申を踏まえ、保護増殖事業計画を定めることとなりますが、これにより保護増殖事業計画は34種について策定がなされることとなります。
(概要は別添1参照)

2. 国指定鳥獣保護区の指定及び同特別保護地区の策定について

 「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」に基づき、以下の鳥獣保護区及び特別保護地区の指定を行うもの。
 本答申を踏まえ、国指定鳥獣保護区の指定、同特別保護地区の指定等を行うこととなりますが、これにより国指定鳥獣保護区は1箇所増えて全国60箇所となります。
(1) 新規に指定するもの(区域の拡張を含む。)
国指定大東諸島鳥獣保護区及び同大東諸島特別保護地区
国指定中海鳥獣保護区(区域の拡張)及び同中海特別保護地区
国指定名蔵アンパル鳥獣保護区名蔵アンパル特別保護地区(区域の拡張)
(2) 存続期間の終了するもので、引き続き特別保護地区として指定するもの
国指定下北西部鳥獣保護区奥戸特別保護地区及び同下北西部特別保護地区
国指定大鳥朝日鳥獣保護区大鳥朝日特別保護地区
国指定北アルプス鳥獣保護区立山特別保護地区、同北アルプス特別保護地区及び同乗鞍特別保護地区
(概要は別添2参照)

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
課長 : 名執 芳博(6460)
 補佐 : 松田 博 (6469)
       鈴木 明 (6465)
 専門官: 曽宮 和夫(6464)

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