報道発表資料
この度、愛知県から、「あいちエコタウンプラン」の承認申請があり、これを審査した結果、県内において処理課題となっている「木質系廃棄物」「汚泥・ばいじん」等の廃棄物を、これまで地域に蓄積されてきた高度な産業技術を活かしリサイクルする、新たな循環ビジネスの創出や企業の環境配慮活動の促進とともに、事業所や家庭におけるごみの減量等ゼロ・エミッションの推進に取り組むなど、独創性・先駆性が認められることから、経済産業省と環境省は、平成16年9月28日に共同承認することとしました。
なお、本承認は全国で22番目のエコタウンプランの承認となります。
製造品出荷額等全国1位の「モノづくり県」である愛知県が、県内における資源循環の現状や産業廃棄物の排出・処理の課題を分析のうえ、以下の5つの取組の方向性に基づき施策を展開していくものです。
[1]循環ビジネスの創出と支援
「木質系廃棄物の解繊素材を利用したマット製造施設」、「汚泥・ばいじんに含まれるニッケル等のリサイクル施設」の整備事業等 [2]企業の環境行動の実践促進
環境に配慮したモノづくりを促進するための「愛知県リサイクル資材評価制度(あいくる)」の拡充等 [3]ゼロ・エミッションの推進
事業所等によるリサイクルやリデュースに関する優れた取組を表彰する「あいちエコロジー大賞(仮称)」の創設等 [4]環境関連情報の整備
循環ビジネス支援のための「資源循環情報システム」の構築等 [5]環境学習・教育の充実
県の「環境教育基本方針(仮称)」の策定等 |
添付資料
- 連絡先
- 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室
室長 :藤井 康弘(内線6831)
室長補佐 :水野 秀信(内線6832)