報道発表資料
東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)の「第5回上級技術管理者会合」が、9月28日(火)から30日(木)まで、新潟市にある(財)日本環境衛生センター酸性雨研究センターにおいて開催されます。
これに併せて、「第1回東アジアにおける酸性雨の現状と影響評価に係る国際ワークショップ」が、10月1日(金)に、同センターにおいて開催されます。
- 趣旨
○ 第5回上級技術管理者会合
EANET参加国の酸性雨モニタリングに関する技術的責任者(上級技術管理者)及びミャンマー(域内国としてオブザーバー参加)の測定担当者が参加し、EANETの第4回科学諮問委員会(本年11月3-5日にカンボジアで開催予定)に向け、データレポート案やモニタリング手法等、技術的な事項に関する検討や情報・意見交換等を行う。本会合は、2001年から基本的に毎年1回開催されている。○ 第1回東アジアにおける酸性雨の現状と影響評価に係る国際ワークショップ
2001年に本格稼働して以降、EANETは、参加国共通の手法を用いて、酸性雨の状況及びその影響についてモニタリングを実施してきており、データが集積されつつある。このため、今般、これらのデータに基づき、東アジア地域の酸性雨の状況を評価し、報告書として取りまとめるための検討を開始することとした。報告書は2006年頃を目途に完成される予定。東アジア地域全体の酸性雨の状況を横断的に評価する試みは域内で初めて。
本ワークショップでは、報告書に盛り込まれるべき内容等が、EANET参加国の技術的責任者等によって検討される予定。 - 主催等
主催 : EANET事務局(国連環境計画アジア太平洋地域資源センター)及び EANETネットワークセンター(酸性雨研究センター) 後援 : 環境省、外務省、新潟県及び新潟市
- 日時及び場所
日時 : [1] 上級技術管理者会合 9月28日(火)9時30分から30日(木)16時まで [2] 国際ワークショップ 10月1日(金) 9時30分から17時まで 場所 : (財)日本環境衛生センター酸性雨研究センター
(〒950-2144 新潟市曽和1182 TEL 025(263)0550 )
- 参加者
EANET参加11か国(カンボジア、中国、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、モンゴル、フィリピン、ロシア、タイ、ベトナム)の上級技術管理者、ミャンマー(域内国としてオブザーバー参加)の測定担当者、環境省及び気象庁等関係省庁、JICA等関係機関及び国内の酸性雨問題専門家 他
- 主な議題
○ 第5回上級技術管理者会合 ・ 各国におけるEANET活動の状況について ・ 2003年データレポート案の検討 ・ モニタリング手法の改善についての検討 他
○ 第1回東アジアにおける酸性雨の現状と影響評価に係る国際ワークショップ ・ これまでの酸性雨の影響評価に係るレビューについて ・ 報告書に盛り込むべき項目について ・ 報告書作成の体制について 他
- その他
会合は非公開で行われます(それぞれの会合冒頭での取材は可能ですので、御希望があれば(財)日本環境衛生センター酸性雨研究センター 武井総務部長 TEL 025(263)0550に御連絡ください。)。なお、会合における使用言語は英語のみです。
添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
課長 :荒井 真一(6740)
課長補佐 :瀬川 恵子(6745)
担当 :佐野 敦 (6745)