報道発表資料
近年、中国等において被害が急激に拡大している黄砂は、日本、韓国、中国及びモンゴルの共通関心事項であり、黄砂問題への対応は喫緊の課題となっております。
このため、環境省では、黄砂問題に係る科学的知見の整理・収集を行うとともに、我が国の黄砂問題に対する今後の取組について検討するため、2002年12月に「黄砂問題検討会(座長:岩坂名古屋大学教授)」を社団法人海外環境協力センター(OECC)に設置しました。本中間報告書は、検討会の議論を事務局としてOECCが中間的に取りまとめたものとなっております。
本中間報告書では、[1]黄砂問題の背景と現状、[2]黄砂現象の科学的解明の必要性、[3]対策と評価及び[4]国際連携による黄砂問題への取組について、国内外の状況が取りまとめられています。
環境省では、今後、これまでに実施した国内での黄砂サンプリングの結果及び黄砂問題に関する今後の課題等について更に検討を深めた上で、来年春を目途に検討会としての最終報告書をまとめ、公表する予定です。
添付資料
- 中間報告書の主要なポイント
- 中間報告書の概要
- 検討会委員名簿[PDFファイル 9KB] [PDF 8 KB]
- 別紙1 ADB-GEF黄砂対策プロジェクトについて[PDFファイル 11KB] [PDF 10 KB]
- 別紙2 黄砂発生源地域[PDFファイル 80KB] [PDF 79 KB]
- 別紙3 日本各地における黄砂観測日数(年間)[PDFファイル 20KB] [PDF 19 KB]
- 別紙4 黄砂(日本)と砂塵嵐(中国)の観測延べ日数(年間)[PDFファイル 14KB] [PDF 13 KB]
- 連絡先
- 環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
課長:荒井 真一(6740)
補佐:瀬川 恵子(6745)
担当:佐野 敦 (6745)