報道発表資料

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1996年11月29日

環境ゲンザイ(地球HOTニュース第1号)の発刊について

地球温暖化防止京都会議の開催を明年に控え、地球温暖化問題の重要性や対策の必要性等を、従来とは全く異なった新しい観点から啓発することにより、従来の啓発では効果が及びにくかった人々を含め、広く国民一般に訴えるために、一般に親しみのある夕刊新聞の体裁を借りて、「地球HOTニュース」を発刊することとした。

1.目的

  例えば、COP3とは?地球が温暖化すればどうなるか?などの点についての正確な理解はなかなか難しく、従来の啓発方法では地球温暖化問題への対応につい、 とかく堅いイメージで受け取られ、啓発の入口で興味を失わせてきたきらいがあった。しかし、京都会議を成功させるためには、国民の間に地球温暖化について正しい知識を浸透させ、関心をたかめていくことが必要不可欠である。そこで、従来の啓発に加えて、新たに、国民に親しみのある媒体を用いることにより、あらゆる人々に訴えを浸透させていくこととし、もって、国民一人一人が、少しでも温暖化防止に関心を高めるとともに、日々の生活の中で温暖化防止を実践することを促そうとするものである。

2.実施主体

  企画・監修:環境庁地球環境部 / 発行:環境事業団地球環境基金部

3.発行部数及び配布先

  11万5千部を発行。関西地方、関東地方を重点に、自治体、環境NGOや各種団体を通じ、各地の役所や催し会場等で広く配布していただく。12月1日 (日)の京都での「気候フォーラム」の集会を皮切りに、12月第1週中には実際に各地で入手が可能になる予定。

4.今後

  この「環境HOTニュース」は、地球温暖化対策の啓発と同時に、環境事業団地球環境基金の紹介やそれへの寄付増進及び利用促進を果たす、いわば「一石二鳥」の役割を担っているので、今後少なくとも四半期に一回程度は発刊することとし、順次、紙面を拡大し、企業や団体などの広告なども可能となるようにしていきたいと考えている。

連絡先
環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課
課長:小林   光 (内線6740)
 補佐:平田 悦雄 (内線6757)