報道発表資料
環境省では、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存を図ることを目的に、ダイトウオオコウモリ等の11種について、国内希少野生動植物種として指定するため「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令(案)」を取りまとめました。本案について、広く国民の皆様からご意見をお聞きするため、本日から6月22日(火)までの間、郵送、ファックス及び電子メールにより、ご意見を募集(パブリックコメント)いたします。
環境省では、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律に基づき、我が国において絶滅のおそれのある野生動植物種を「国内希少野生動植物種」として同法施行令に基づき指定し、個体の捕獲、譲渡し等を原則禁止するとともに、必要に応じ生息地等保護区の指定や保護増殖事業を実施することにより、種の保存を図っています。
この国内希少野生動植物種の政令による指定は、環境省が実施する生息状況調査によりその指定に必要な生息情報が把握できた種のうち、指定要件を満たすものから順次行っているところです。
今般、ダイトウオオコウモリ等の11種(次頁参照)について、国内希少野生動植物種の指定に必要な生息・生育情報が把握できたことから、新たに国内希少野生動植物種として政令により指定しようと考えています。
つきましては、今回新たに11種を国内希少野生動植物種として指定するための「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令(案)」について、広く国民の皆様のご意見を募集いたします 。ご意見のある方は、以下の「ご意見募集要項」に沿って、ご提出下さい。皆様からのご意見は国内希少野生動植物種の指定に当たっての参考とさせていただきます。
なお、ご意見に対して個別の回答はいたしかねますので、あらかじめご了承願います。
(参考)
国内希少野生動植物種:我が国に生息・生育する絶滅のおそれのある野生動植物の種であって、政令で
定めるもの。捕獲・採取、譲渡し等は、原則として禁止。現在、62種。
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
課長 :名執 芳博 (内線6460)
課長補佐:水谷 知生 (内線6475)
専門官 :清野 達男 (内線6464)
担当 :佐々木 真二郎(内線6469)