報道発表資料
ナホトカ号油流出事故による海域・海浜生物等への影響について、新潟県から鳥取県にわたり重油漂着の認められた海中公園地区や潮間帯、植生等を対象に、3月に現地調査を行った。
その結果、調査を実施した3海中公園地区では生物への影響は軽微であったが、その他の地区の岩礁性潮間帯では、生物の活性度の低下が見られたところがあった。また、植生や砂浜海岸については、春以降、生物への影響を調査したうえで結果をまとめる必要があるため、基礎的なデータの収集を行った。
本日、これら調査結果の評価等について検討するための検討委員会を開催した。
なお、今後さらに詳細な分析を加え、必要な調査を継続して実施したうえ、総合的評価をまとめる予定。
その結果、調査を実施した3海中公園地区では生物への影響は軽微であったが、その他の地区の岩礁性潮間帯では、生物の活性度の低下が見られたところがあった。また、植生や砂浜海岸については、春以降、生物への影響を調査したうえで結果をまとめる必要があるため、基礎的なデータの収集を行った。
本日、これら調査結果の評価等について検討するための検討委員会を開催した。
なお、今後さらに詳細な分析を加え、必要な調査を継続して実施したうえ、総合的評価をまとめる予定。
1.調査体制 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
調査は、財団法人国立公園協会が環境庁からの請負により実施。 調査内容や今後のモニタリングの手法等について検討するため、海域生態系等の専門家からなる下記の検討委員会を財団法人国立公園協会に設置。 |
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北見 健彦 新潟大学理学部附属臨海実験所 清末 忠人 鳥取女子短大非常勤講師 坂井 恵一 のと海洋ふれあいセンター普及課長 中原 紘之 京都大学農学部教授 藤原 秀一 (財)海中公園センター研究員 古池 博 石川県地域植物研究会会長 本庄 四郎 竹野スノーケルセンター海洋生物研究会 三谷 文夫 前福井県立大学生物資源学部教授 矢島 孝昭(座長) 金沢大学理学部教授 (五十音順) |
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2.調査の方法及び結果 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(1)海中公園地区 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(ア)調査項目及び内容
(イ)調査対象地区及び結果 [1]木の浦海中公園(石川県・能登半島国定公園)
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(2)その他地区 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(ア)調査対象地区
(イ)調査項目及び内容
(ウ)調査結果 [1]概況調査 (a)岩礁性潮間帯生物
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(3)評価 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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3.検討委員会の開催 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
上記調査結果の評価等を行うための検討委員会を、休暇村"能登千里浜"(石川県羽咋市)会議室において本日午前9時~12時に実施した。(連絡先:休暇村 0767-22-4121) |
- 連絡先
- 環境庁自然保護局計画課
課長 鹿野 久男 (6430)
担当 上杉 (6432)
環境庁自然保護局国立公園課
課長 下 均 (6440)
担当 中島 (6443)