報道発表資料

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1998年03月13日

東アジア酸性雨モニタリングネットワークに関する第1回政府間会合の開催について

環境庁と外務省は、東アジア各国及び関係国際機関の代表者の参加の下、3月19日(木)~20日(金)に「東アジア酸性雨モニタリングネットワークに関する第1回政府間会合」を横浜で開催する。本会合では、4月からのネットワークの試行稼働に向けて、ネットワークの設計、試行稼働計画について協議を行うこととしている。
 なお、本会合の準備作業を行うため、3月17日(火)~18日(水)に第2回作業グループ会合を併せて開催する。
1.概要
 環境庁では、酸性雨問題に対する地域協力の第一歩として、東アジア地域にモニタリングネットワークを設立することを提唱し、その実現を目指して、東アジア各国の専門家の参加を得て1993年よりこれまで4回にわたり専門家会合を開催してきた。その結果、第4回専門家会合において、ネットワークの具体的内容及び実現に向けたスケジュールが提案された。
 これを受けて我が国では、昨年6月に開催された国連環境開発特別総会で橋本総理が「21世紀に向けた環境開発支援構想(ISD)」の行動計画の主要な柱としてネットワークの推進を表明するとともに、本年3月にネットワークの設立に向けて、各国政府レベルでの検討を行うため、政府間会合を開催することを提案していたところ。
 政府間会合(高級事務レベル)においては、2000年に予定されるネットワークの正式稼働に先立ち、1998年4月から2年間実施される試行稼働期間中の具体的な活動計画が取りまとめられる予定。
 なお、試行稼働期間中の事務局及びネットワークセンターについては、我が国がホストする予定。
2.日程{1}第2回作業グループ会合
平成10年3月17日(火)~18日(水)
{2}第1回政府間会合
  平成10年3月19日(木)~20日(金)
3.会場横浜シンポジア議場
横浜市中区山下町2番地産業貿易センタービル9F
4.参加要請者
(1)参加国中国、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、モンゴル、フィリピン、ロシア、シンガポール、タイ、ベトナム
(2)参加機関アジア開発銀行(ADB)、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)、国連環境計画アジア太平洋地域事務所(UNEP/ROAP)、世界銀行(WB)、世界気象機関(WMO)
6.タイムテーブル   別紙のとおり
7.その他
3月20日(金)政府間会合終了後、午後5時から横浜シンポジア第1会議室において記者会見を行う予定。
なお、会合は原則として非公開。

1.東アジア酸性雨モニタリングネットワークに関する第2回作業グループ会合日程

平成10年3月17日(火)
9:00開場
9:30~10:00受付
10:00~10:30開会、議長団選出、議事採択
10:30~12:00ネットワークの設計
12:00~13:30昼食
13:30~15:00ネットワークの設計
15:00~15:30コーヒーブレーク
15:30~17:30試行稼働の実施
18:00~20:00レセプション
平成10年3月18日(水)
9:00開場
10:00~11:00政府間会合の議題案
11:00~11:30その他
11:30~12:00会合レポートの検討・採択
12:00閉会
12:00~昼食

2.東アジア酸性雨モニタリングネットワークに関する第1回政府間会合日程

平成10年3月19日(木)
9:00開場
9:30~10:00受付
10:00~10:30開会、議長団選出、議事採択
10:30~12:00政府間会合に向けての準備作業について
12:00~13:30昼食
13:30~15:00ネットワークの設計
15:00~15:30コーヒーブレーク
15:30~17:00ネットワークの設計
平成10年3月20日(金)
9:30開場
10:00~12:00試行稼働の実施
12:00~13:30昼食
13:30~15:00試行稼働の実施
15:00~15:30コーヒーブレーク
15:30~16:00その他
16:00~17:00会合レポートの検討・採択
17:00閉会
18:00~フェアウェルパーティー
連絡先
環境庁大気保全局大気規制課
課 長 :飯島  孝  (6530)
 補 佐 :小野  洋  (6548)

環境庁水質保全局水質管理課
課 長 :一方井誠治(6630)
 補 佐 :増田  隆司(6632)

環境庁水質保全局土壌農薬課
課 長 :西尾  健  (6650)
 補 佐 :福盛田共義(6652)