報道発表資料
循環型社会形成推進基本計画では、平成12年度の我が国における物質フロー(ものの流れ)を示すとともに、それに基づく3つの指標(物質フロー指標)について平成22年度の数値目標を設定しています。
今般、平成13年度の結果が算定されましたので、お知らせいたします。
今般、平成13年度の結果が算定されましたので、お知らせいたします。
- 我が国における物質フローの概要
平成13年度の我が国における物質フローを概観すると、21.4億トンの物質が投入され、その半分程度の11.2億トンが建物や社会インフラなどの形で蓄積されています。また1.2億トンが輸出され、4.0億トンがエネルギー消費、5.9億トンが廃棄物等として排出されています。排出された廃棄物等のうち2.1億トンが循環利用されています。 - 物質フロー指標
3つの指標のうち、資源生産性と循環利用率は前年度から若干低下しました。資源生産性の低下の原因として国内での岩石の採取量の増加に伴う天然資源等投入量の増加などが考えられます。循環利用率の低下の原因として鉄くずの輸出量の増加に伴う国内の循環利用量の減少などが考えられます。最終処分量は前年度と比較して減少していました。
指標 平成13年度 (平成12年度) 資源生産性 27.5 ( 28.1 )万円/トン 循環利用率 9.9 ( 10.2 )% 最終処分量 53 ( 57 )百万トン
(参考)


添付資料
- 連絡先
- 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
室長:仁井 正夫(6811)
補佐:明石 健吾(6820)
担当:平塚 二朗(6817)