報道発表資料

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2004年03月11日
  • 自然環境

大阪府においてカラスから鳥インフルエンザウィルスが検出された件に係る環境省の対応について

3月10日(水)、大阪府において回収されたカラスから、A型インフルエンザウィルスが分離された件に関して、環境省では、職員の現地派遣をはじめとして以下のとおり対応することとしていますので、お知らせします。

 3月5日(金)に大阪府茨木市上音羽において回収されたカラスより、3月10日(木)、A型インフルエンザウィルスが分離された件について、環境省では、以下のとおり対応することとしています。

1. 高病原性鳥インフルエンザかどうか現時点では不明ではありますが、本日(3月11日)、環境省本省及び近畿地区自然保護事務所から、職員を大阪府に派遣しています。
これらの職員は、大阪府庁において、対応方策等について情報交換を行うとともに、カラスが回収された地域周辺において、カラスのねぐら及び鳥類の生息状況の概況把握を行い、大阪府の調査に協力する予定です。
2. また、3月9日、環境省を含む4府省連名で発出した高病原性インフルエンザに関する通知のうち、特に以下の点について、周知徹底を図ります。
[1] 野鳥が死んでいるのを見つけた場合で、不安な場合の市町村等への連絡
[2] 野鳥が密集して死んだ場合の警察等への連絡
[3] 都道府県における持ち込まれた死亡鳥のサンプル検査の実施
連絡先
環境庁自然保護局野生生物課
課長  :名執 芳博(6460)
鳥獣保護業務室
 室長  :渡辺 聡  (6470)
 専門官 :中澤 圭一(6473)