報道発表資料
環境省は、東京において、日本サンゴ礁学会等とともに、シンポジウム「地球規模変動とサンゴ礁」を平成16年1月13日(火)に開催しますのでお知らせします。
このシンポジウムは、本年6月に沖縄で開催する第10回国際サンゴ礁シンポジウムのプレシンポジウムとして実施し、内外のサンゴ礁研究者により地球規模変動とサンゴ礁に関する最先端の研究の現状報告等が行われます。
このシンポジウムは、本年6月に沖縄で開催する第10回国際サンゴ礁シンポジウムのプレシンポジウムとして実施し、内外のサンゴ礁研究者により地球規模変動とサンゴ礁に関する最先端の研究の現状報告等が行われます。
- プレシンポジウムの名称
第10回国際サンゴ礁シンポジウム・プレシンポジウム
公開シンポジウム「地球規模変動とサンゴ礁」("Global Change and Coral Reefs")
- 主催
環境省、日本サンゴ礁学会、東京大学大学院理学系研究科、(独)国立環境研究所、(財)自然環境研究センター
- 日時
平成16年1月13日(火) 13:30~17:30
- 場所
東京大学山上会館(〒113-0033 東京都文京区本郷 7-3-1)
- 議題及び発表者
平成16年1月13日(火)
13:30-17:00 「地球規模変動とサンゴ礁」についての発表及び議論 [1] サンゴ礁-海面変動-気候変動の相互作用 ― 菅浩伸(岡山大学) ― Roger Mclean(オーストラリア防衛大学) [2] 過去の気候変動の記録者としてのサンゴ ― Mark Eakin(古気候データセンター) ― Andrea Grottoli(ペンシルバニア大学) [3] サンゴ-CO2-気候の相互作用 ― Joanie Kleypas(米国大気研究センター) ― 鈴木款(静岡大学) ― Chris Langdon(ラモント地球研究所) [4] 白化に対する群集レヴェルの応答:回復か?死滅か? ― Peggy Fong(カリフォルニア大学) ― Juan Mate(スミソニアン熱帯研究所) [5] 白化の社会生態学的影響 ― Al Strong(米国海洋大気庁) ― William Skirving(米国海洋大気庁) [6] 総括 ― Mark Eakin(古気候データセンター) ― 茅根創(東京大学)
17:00-17:30 第10回国際サンゴ礁シンポジウムの紹介 17:30- *プレス向け説明会 - 使用言語
英語
各発表の終了後、日本語で概要を説明します。
また、国際サンゴ礁シンポジウムの紹介及びプレス向け説明会は、日本語で行います。 - 一般参加の申込み
一般参加の申込みは不要ですので、直接会場にお越しください(先着100名)。なお参加費は無料です(報道機関の方も申込みは不要です)。
- 問合わせ先
プレシンポジウム : 東京大学大学院理工学研究科(助教授 茅根創) 電話:03-5841-4573 電子メール:kayanne@eps.s.u-tokyo.ac.jp 国際サンゴ礁シンポジウム : 第10回国際サンゴ礁シンポジウム組織委員会 (広報担当 中井達郎) 電話:090-2651-5096 電子メール:tatsuo@mud.biglobe.ne.jp
【参考】
● | 公開シンポジウムの背景及び目的 |
「海の熱帯林」とも呼ばれ、生物多様性保全上極めて重要な生態系であるサンゴ礁は、CO2濃度上昇、温暖化及び海面上昇という地球規模の環境変動に敏感に応答する生態系でもあります。 現在、この点に着目して、サンゴ礁の環境変動応答の解析により、地球規模の環境変動に対する生態系の影響を予測する研究が国内・国外の多くの研究者によって進められています。 今回の公開シンポジウムは、今年6月に世界のサンゴ礁研究者関係者(約1000人)が一堂に会し沖縄で開催される第10回国際サンゴ礁シンポジウムに先立ち開催するもので、環境変動応答に関する最先端の研究に取り組んでいる内外のサンゴ礁研究者が現状報告、情報交換を行うことにより、6月の国際サンゴ礁シンポジウムにおけるこの分野の論点整理を行うとともに、我が国の研究者、市民、報道機関等の国際サンゴ礁シンポジウムへの関心・理解を高めることを目的とします。 |
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● | 第10回国際サンゴ礁シンポジウムについて |
※別紙を参照してください。 |
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課
課長 :黒田大三郎(6430)
課長補佐 :植田 明浩(6481)
担当 :高橋 啓介(6477)