報道発表資料

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2004年01月05日
  • 地球環境

第4回日中韓三カ国環境教育ワークショップ/シンポジウムについて

日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)で合意された優先取組分野の一つである「環境共同体意識の向上」のうち、環境教育ネットワーク(TEEN)を構築するため、1月15(木)から17日(土)にかけて、第4回となる日中韓三カ国の環境教育専門家によるワークショップ及び市民レベルの環境教育に関する公開シンポジウムを開催します。
  1. 背景と目的
     平成12年2月、北京で開催された第2回日中韓三カ国環境大臣会合において、「環境共同体意識の向上」を図るための三カ国協力プロジェクトを形成、推進していくことが決定されました。これを受け、特に市民レベルの環境共同体意識の向上を具体化するプロジェクトとして、三カ国で「環境教育ネットワーク」を構築することが合意されました。本ワークショップ及びシンポジウムは、三カ国の環境教育専門家等が、日中韓の多様な主体による環境教育ネットワークの構築を検討し、さらに市民レベルの環境教育に関して意見を交換することを目的としています。
  2. 主催
     環境省、静岡市及び(社)日本環境教育フォーラム
  3. 場所
     静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」
     〒422-8005 静岡県静岡市池田79-4(JR東静岡駅南口隣接)
     TEL 054-203-5710(代表)

     
  4. 日程及び議題
    [ワークショップ]
     1月15日(木)
      ○ テーマ別討議
       テーマ1   今後の環境教育の課題:
     「国連持続可能な開発のための教育の10年」を踏まえて
       テーマ2   エコツーリズムと環境教育:現状と課題

     1月16日(金)
      ○ 全体討議、今後の活動方針、サマリーの採択
    現地視察(グランドワーク三島)

    [公開シンポジウム]
     「地域の環境保全と環境教育・・・日中韓の経験から」(一般公開)
       三カ国の環境教育の専門家・実践者の事例報告、パネルディスカッションによる市民レベルの環境教育に関する公開シンポジウムを行います。
     
     1月17日(土)
      ○ 開会あいさつ  環境副大臣 加藤修一
         静岡市長 小嶋善吉
      ○ 基調講演  講演者 松田美夜子(富士常葉大学助教授)
         「21世紀の生活提案-それぞれの役割・それぞれの未来-」
      ○ 事例発表  日本 : 熊野善介(静岡大学助教授)
         中国 : Ms. CHI Ying(中国環境教育宣伝センター)
         韓国 : Mr. LEE Dowon(ソウル国立大学教授)
      ○ パネルディスカッション
        コーディネーター 岡島成行 (社)日本環境教育フォーラム専務理事
        パネリスト :    
        日本 熊野善介(静岡大学助教授)
    小嶋善吉(静岡市長)
    渋谷晃太郎(環境省環境教育推進室長)
        中国 Ms. CHI Ying(中国環境教育宣伝センター)
        韓国 Mr. LEE Dowon(ソウル国立大学教授)

      ※ 会場 グランシップ11F 会議ホール「風」
     
  5. 一般参加の申し込みについて
     1月17日(土)の公開シンポジウム(13:00~16:00)は、一般公開です。参加を希望される場合は、1月16日(金)までに下記へお申し込み下さい。

      ○ 静岡市 生活環境部 環境政策課
     静岡市追手町5-1 TEL:054-221-1357
連絡先
環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
環境協力室
 室長:田中 聡志(6760)
 担当:藤井好太郎(6767)