報道発表資料

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2003年11月28日
  • 自然環境

遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令(案)に対する意見募集について

 本年6月に、生物多様性条約カルタヘナ議定書の国内担保法である「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」が公布されました。
 このたび、同法の施行に必要な政省令等のうち、遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置を定める省令(産業上の使用等及び研究開発等)について案をとりまとめました。
 本案について、広く国民の皆様からのご意見を募集するため、郵送、ファクシミリ、電子メールにより意見募集(パブリック・コメント手続)を11月28日(金)から12月25日(木)まで実施することにしました。
遺伝子組換え生物等による生物多様性への影響を防止するため「生物の多様性に関する条約のバイオセーフティに関するカルタヘナ議定書」が2000年1月に採択されました。我が国は、本議定書の締結に必要な国内措置を定めた「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」を2003年6月18日に公布し、同議定書を2003年11月21日に締結しました。同法はカルタヘナ議定書が我が国に効力を発する2004年2月19日から施行することとされており、施行に向け必要な政省令等の制定を順次行っているところです。
 今般、以下の案を、[1]については環境省、財務省、厚生労働省、農林水産省及び経済産業省の5省、[2]については環境省及び文部科学省の2省によりとりまとめましたので、これらの案を公表して広く国民の皆様からご意見を募集いたします。
 
 [1] 遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令(産業上の使用等)(案)
[2] 遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令(研究開発等)(案)
 
 ご意見のある方は別紙の「意見募集要項」に沿ってご提出ください。
 なお、この意見募集は、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省及び経済産業省においても同時に実施されております。[1]に関するご意見は環境省、財務省、厚生労働省、農林水産省又は経済産業省のいずれかに、[2]に関するご意見は環境省又は文部科学省のいずれかにご提出いただければ、関係省において考慮されることとなりますので、同じご意見を2つ以上の省にご提出していただく必要はありません。
 環境省をはじめ、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省及び経済産業省では、皆様からいただいたご意見を、これらの省令の策定にあたって参考とさせていただくとともに、ご意見の概要とそれについての考え方をとりまとめた上で公表する予定です。
 なお、いただいたご意見に対する個別の回答はいたしかねますので、その旨御了承願います。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
課長:名執 芳博(6460)
 補佐:水谷 知生(6468)
 補佐:安田 直人(6475)
 担当:羽井佐幸宏(6468)
 

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