報道発表資料
第3回日中韓三カ国合同環境研修が、2003年(平成15年)12月2日(火)~12月9日(火)まで、中国北京市の日中友好環境保全センターにおいて実施されます。
本研修は、日中韓三カ国環境大臣会合の優先取組分野である「環境共同体意識の向上」について、三カ国の環境行政を担当する行政官が、三カ国の環境の現状、課題、対策等について情報や認識を共有することを目的とするもので、第1回研修を2001年(平成13年)に日本で、第2回研修を2002年(平成14年)に韓国で実施しています。
本研修は、日中韓三カ国環境大臣会合の優先取組分野である「環境共同体意識の向上」について、三カ国の環境行政を担当する行政官が、三カ国の環境の現状、課題、対策等について情報や認識を共有することを目的とするもので、第1回研修を2001年(平成13年)に日本で、第2回研修を2002年(平成14年)に韓国で実施しています。
- 研修の目的
1999年(平成11年)の第1回日中韓三カ国環境大臣会合で「環境共同体意識の向上」が優先取組分野の一つとして合意された。その具体的事業として、三カ国それぞれの環境行政を担う行政官が、三カ国の環境の現状、課題、対
策等について情報や認識を共有することを促進する。
具体的には、以下の4項目1) 各国の環境問題及び政策について理解を深め情報交換を行う 2) 近隣国の環境政策及び行政について学ぶ 3) 北東アジア地域における問題について認識するとともに、その解決に向けて相互に協力体制を模索する 4) 三カ国の研修生間の親睦を図り、情報交換ネットワークを構築する - 研修の実施機関
日本 : 環境省環境調査研修所教務課 中国 : 国家環境保護総局宣伝教育中心 韓国 : 国立環境研究院環境研修部教育課 - 研修対象者
日中韓三カ国の環境行政に携わる中央政府又は地方政府の公務員。
- 開催場所
毎年持ち回りで開催する。
2001年(平成13年)は日本(環境研修センター;現環境調査研修所)で実施。
2002年(平成14年)は韓国(国立環境研究院環境研修部)で実施。
- 第3回合同環境研修の概要
1) 期間 2003年(平成15年)12月2日(火)~12月9日(火)
12月2日 開講式、キーノートスピーチ他 3日 講義(水質保全)、現地視察 4日 講義(廃棄物管理)、現地視察 5日 講義(北東アジア)、現地視察 6日 現地視察 7日 現地視察 8日 グループ討議、発表、現地視察 9日 評価会、閉講式 2) 資格・人数 環境行政の実務経験が3年以上で、かつ課長補佐クラスまでの行政官(研究職は除く)が対象。
日本から5名(環境省から3名、地方公共団体から2名)。
韓国からは5名、中国からは10名参加予定。3) 研修内容 [1] 日中韓三カ国の環境の状況等についての相互理解を醸成する内容とする。 [2] 研修生相互間での情報及び意見交換を促すものとする。
研修生による討議を主体として構成するが、討議に先だち、討議のきっかけを作るための問題提起の講義を行う。[3] 開催国の環境の状況についての理解を進めるため、現地視察として、水質・廃棄物・国際環境機関等の環境保全関連施設等の見学又は自然環境・景観保全関連の地域の視察を行う。 4) 使用言語 研修は英語で実施する。
5) 実施場所 日中友好環境保全センター
北京市朝陽区
- 連絡先
- 環境省環境調査研修所
TEL 042(994)9766
次長 神田 修二
国際研修企画官 野口 明史
環境省地球環境局(旧)環境保全対策課環境協力室
室長 田中 聡志 (6760)
室長補佐 土居 健太郎 (6763)
担当 藤井 好太郎 (6767)