報道発表資料

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2003年11月18日
  • 再生循環

物質フロー会計及び資源生産性に関する国際専門家会合の開催について

 11月25日(火)、26日(水)に物質フロー会計及び資源生産性に関する国際専門家会合が開催されます。

1.背景
 
 昨年、ヨハネスブルグで開催された持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)において、持続可能な生産・消費形態への転換を加速するための計画に関する10年間の枠組みの策定が奨励されました。持続可能な生産・消費形態は社会経済全体の資源生産性の向上と密接なつながりがあることから、資源生産性について国際的な手法・指標が必要であると考えられます。
 そこで、本年4月にパリで開催されたG8環境大臣会合において、我が国は物質フロー会計及び資源生産性に関して、共通手法の確立を検討するための国際共同研究プロジェクトを開始することを提案し、各国から歓迎されました。
 また、6月のG8エビアンサミットにおいても、特にOECDにおいて、物質フローについての理解を高め、資源生産性指標についての作業を継続する旨の記述が、G8行動計画(持続可能な開発のための科学技術)に盛り込まれました。
 以上のような経緯から、環境省は、物質フロー会計と資源生産性に関する国際専門家会合を開催いたします。

2.目的

 本会合の目的は以下のとおりです。
  • 物質フロー会計及び資源生産性に関する国際的、地域的および国内的取組についてのレビューを行うこと
  • 国際的重点課題、共同研究の内容について検討すること
  • 今後の共同研究の進め方を提案すること

3.概要

 日時  : 平成15年11月25日(火)  10:00~18:00
  平成15年11月26日(水)   9:30~17:00
 場所  : 三田共用会議所 3国際会議室3F 国際会議室
〒108-0073 東京都港区三田2-1-8  TEL 03-3455-7591
 出席者: G8各国、OECD加盟国及び非加盟国、国際機関、NGO等の専門家
 内容  :  
  • 1日目(11月25日)
    物質フロー会計及び資源生産性に関する国際的、地域的、国内および地方の取組についてのレビュー
    (G8/OECD/非OECD各国、国際機関、研究者、地方自治体、民間企業等からの発表)
  • 2日目(11月26日)
    1日目の発表を踏まえた国際的重点課題、共同研究の内容に関する議論

4.その他

 本会合は原則として非公開で行われますが、マスコミ関係の方で、カメラ撮りを御希望の方は、11月19日(水)までに下記の連絡先まで御申込下さい。なお、カメラ撮りは会合冒頭のみでお願いいたします。

5.連絡先

環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
 〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
 TEL:03-3581-3351 内線6819  担当:明石、福澤、平塚
 FAX:03-3593-8262

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
室長   仁井正夫(6811)
 室長補佐 明石健吾(6820)
 担当   福澤謙二(6819)