報道発表資料

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2003年10月31日
  • 総合政策

2005年日本国際博覧会に係る追跡調査に対する環境大臣の助言について

 環境省は、2005年日本国際博覧会に係る会場間ゴンドラ設置に伴う予測・ 評価及び平成14年度環境モニタリング調査に関する追跡調査報告書に対し、本日付けで経済産業大臣に、ゴンドラの工事で使用するヘリコプターの騒音並びに工事中及び供用時における道路沿道の二酸化窒素に対し配慮すべき旨を内容とした環境大臣の助言を提出した。
  1.  2005年日本国際博覧会に係る環境影響評価書(平成14年6月)では、追跡調査として8項目に関する予測・評価及び環境モニタリング調査を行うこととされた。

  2.  今般、その中の会場間ゴンドラ設置に伴う予測・評価及び平成14年度環境モニタリング調査について、追跡調査報告書が作成・公表されたことから、2005年日本国際博覧会環境影響評価要領(通商産業大臣官房商務流通審議官通達)に基づき、この報告書に対し、環境大臣から経済産業大臣に、以下を概要とする助言を提出するものである。
    会場間ゴンドラ設置に伴う予測・評価(2005年日本国際博覧会に係る環境影響評価追跡調査(予測・評価)報告書(その2))について
       ゴンドラの工事で使用するヘリコプターの騒音対策について総合的に検討し、その結果に基づいて対策を実施すること。
    平成14年度環境モニタリング調査(2005年日本国際博覧会に係る環境影響評価追跡調査(モニタリング調査)報告書(平成14年度))について
       平成14年度の調査結果で二酸化窒素濃度が高い水準にある道路において、工事用車両のルート分散、万博開催中にシャトルバスへ低公害車を導入する等の対策について積極的かつ着実に実施すること。

 「2005年日本国際博覧会に係る環境影響評価追跡調査(予測・評価)報告書(その2)」及び「2005年日本国際博覧会に係る環境影響評価追跡調査(モニタリング調査)報告書(平成14年度)」に対する環境大臣の助言について

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境影響評価課環境影響審査室
室長  :小川 晃範(内6231)
 審査官 :東出 成記(内6232)
 03-5521-8237(夜間直通)