報道発表資料

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2003年09月12日
  • 保健対策

超低周波電磁界と小児白血病についてのWHO疫学ワークショップについて

世界保健機関(WHO)では、電磁界が健康と環境へ及ぼす影響を評価するため1996年より国際電磁界プロジェクトを開始し、その検討を進めており、その一環としてこのたび日本で専門家による疫学調査に関するワークショップを開催することとなりましたので、お知らせします。なお、この会議は非公開で行われます。

1 経緯
 世界保健機関(WHO)では、電磁界が健康と環境へ及ぼす影響を評価するため1996年より国際電磁界プロジェクトを開始し、現在54ヶ国の政府代表、国際機関及び共同研究センターが参画している。本プロジェクトでは、高周波電磁界と、超低周波電磁界に分けて取組を進めており、超低周波電磁界については、2004年中にも健康リスク評価の結果を環境保健基準 (Environmental Health Criteria)として取りまとめる予定。
 この環境保健基準作成のための専門家会合は、2002年にオランダ、イタリア、2003年にはスウェーデン、ルクセンブルグで開催されており、これらに続き今回、疫学調査について学術的な観点から再整理を行うことを目的として、標記会合を日本で開催することとなった。

2 ワークショップの概要

(1) 日時  :平成15年9月16日(火)~18日(木)
(2) 場所  :つくば国際会議場(茨城県つくば市)
(3) 主催  :世界保健機関(WHO)
招待者(ホスト) :環境省
(4) 議題  :別紙のとおり
(5) 取材について :会議の冒頭のみ撮影が可能です。
(6) その他  :○ 日本から国立環境研究所の兜首席研究官が専門家として参加
なお、本ワークショップの前日に以下の公開シンポジウムが
  開催され、今回来日する研究者の一部が参加予定
・日時 :9月15日(月)
・場所 :ホテルはあといん乃木坂(健保会館)
・テーマ :新たなリスクとガバナンス
-生活環境中電磁界について-
・主催 :国立環境研究所等
・取材連絡先 :国立環境研究所 兜首席研究官
 Tel 0298-50-2333

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課
課長  安達 一彦 (内6350)
 専門官 野上耕二郎 (内6352)
 係長  堀  裕行(内6354)
 担当  田辺 康宏 (内6354)

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