報道発表資料
環境省では、沖縄本島周辺海域に生息するジュゴンの全般的な保護方策を検討する基礎情報を収集するため、平成13年度から「ジュゴンと藻場の広域的調査」を実施しています。
この一環として、浅場の藻場におけるジュゴンの食跡調査を実施するに当たり、今般、調査の一部について、以下の要領で現地での取材に応じることとしましたので、お知らせします。
この一環として、浅場の藻場におけるジュゴンの食跡調査を実施するに当たり、今般、調査の一部について、以下の要領で現地での取材に応じることとしましたので、お知らせします。
1.浅場の藻場調査の目的
沖縄本島周辺におけるジュゴンの浅場の藻場の利用状況に関する情報を収集するため、ジュゴンの浅場の藻場における食跡の分布状況を把握することを目的としています。
2.作業日程
10月9日(木)
午前 | ||
9:00 | 沖縄県与那城町、海中道路駐車場集合(別紙地図参照) | |
9:30~ | 浅場の海草藻場、食跡調査開始 | |
・ | マンタ法(注)にて調査を行います。 | |
・ | 海中道路より撮影することも可能ですが、調査地は海中道路より30~40m離れています。必要であれば船をチャーターして対処願います。 | |
・ | ただし、水深が1mくらいの浅い場所もありますので船の出入りにはご注意ください。 | |
・ | 調査船はタグボート(簡易ゴムボート)です。調査船には同乗できません。 | |
12:00 | 調査終了 |
(注) | マンタ法とは、タグボートにより、調査測線に沿って2名の調査員を牽引し、浅場藻場の食跡の有無、出現海草種及び優占種、周辺域における平均被度、底質状況、水深等を記録するものです(別添イメージ図参照)。 |
3.取材要領
取材のご希望がある方は、平成15年10月2日(木)15:00までに、担当まで電話により登録願います。
当地へは、自動車でのお越しをお勧めいたします。なお、那覇市内から当地まで自動車で約1時間半ですが、交通事情等により時間がかかることが予想されますので、余裕を持ってお越しください。
アクセス:沖縄道沖縄北ICより県道36、県道224、県道10経由、海中道路
担当: | 環境省自然環境局野生生物課 |
保護増殖係 澤邦之(TEL 03-5521-8283(直通)) |
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
課長 :名執 芳博 (内線6460)
専門官:清野 達男 (内線6464)