報道発表資料

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2003年08月21日
  • 地球環境

オゾン層保護のための国家協議会合の開催について

環境省は、モンゴル政府、国連環境計画(UNEP)との共催により、「アジア太平洋地域におけるモントリオール議定書の遵守促進のための戦略的計画実施プロジェクト」の一環として、8月23日(土)及び24日(日)の両日、オゾン層保護のための国家協議会合(カントリーコンサルテーション会合)をモンゴル・ウランバートルで開催する。

背景

環境省は、途上国におけるオゾン層破壊物質の削減、撤廃を支援する「モントリオール議定書多数国間基金」を利用し、平成13年度よりUNEPとともに「アジア太平洋地域におけるモントリオール議定書の遵守促進のための戦略的計画実施プロジェクト」を実施してきた。
 
この度、以下のとおり、日本政府、モンゴル政府、UNEPの共催で、本プロジェクトの一環として国家協議会合(カントリーコンサルテーション会合)を実施することとなった。
 
モンゴルにおけるオゾン層破壊物質の消費量は少なく、順調に削減が進んでいるものの、不法取引の防止、政策決定者、政府高官、民間を含めた普及啓発活動、法整備等の課題を抱えており、これらの分野での日本の支援を求めている。

会合の概要

(1) 日時   政策決定者、民間ステークホルダーを含むモンゴル国内関係者を集め、意識啓発と新たな削減計画の策定及び実施に向けた取組を促す。
 
(2) 場所   ウランバートル・ホテル(ウランバートル、モンゴル)
 
(3) 主催   モンゴル政府
日本政府
国連環境計画(UNEP)
 
(4) 出席者  
モンゴル モンゴル環境副大臣、オゾン局長、税関担当官、NGO、カーエアコン整備業者、冷媒輸入業者、その他関係者
日本 浜中地球環境審議官、宇仁菅フロン等対策推進室長、中根国立環境研究所上席研究官、NGO、他
UNEP テプファー事務局長、他
中国 Liu Yi国家環境保護総局海外経済協力局長、Ma Qi国家オゾン層破壊物質輸出入管理課長
ロシア Vorobyev国家委員会非関税部部長
  
(5) 議題   違法貿易の防止
オゾン層破壊物質の全廃に向けた国別計画書の策定
連絡先
環境省地球環境局(旧)環境保全対策課フロン等対策推進室
室長  :宇仁菅伸介(内6750)
 専門官:新田  晃 (内6755)
 担当  :早野  晶子(内6753)