報道発表資料
第134回電源開発調整審議会は、3月27日午後2時より開催され、浜岡原子力発電所(5号機)をはじめ5地点の電源開発地点(下表参照)を含む平成8年度電源開発基本計画が審議される。審議会における当庁の発言はないが、幹事会において浜岡原子力発電所(5号機)について、自然環境保全の観点から意見を述べることとしている。
1.地 点
(1)【電源開発地点一覧】
発電所名 | 開発予定地 | 事業者 | 最大出力(kw) | 備考 |
---|---|---|---|---|
浜岡原子力発電所(5号機) |
静岡県 |
中部電力(株) |
1,380,000 |
原子力 |
志賀原子力発電所(2号機) |
石川県 |
北陸電力(株) |
1,358,000 |
原子力 |
綾戸水力発電所 |
群馬県 |
東京電力(株) |
670 |
水 力 |
土室川水力発電所 |
山梨県 |
東京電力(株) |
350 |
水 力 |
新塩浸水力発電所 |
鹿児島県 |
九州電力(株) |
5,000 |
水 力 |
合 計 (5地点) |
2,744,020 |
|
2.第134回電源開発調整審議会における当庁の発言はない。
<参考1>
第134回電源開発調整審議会幹事会における当庁発言の要旨
【浜岡原子力発電所(5号機)】
御前崎遠州灘県立自然公園の特別地域にかかる計画地については、今回工事に伴い、良好な海岸林の一部が消失することから、自然景観への影響を最小限にとどめるため、工事実施後、極力現存植生の復元を図ることとし、その維持管理について十分に配慮するよう事業者を指導されたい。
○他の発電所については意見なし
<参考2>
電源開発調整審議会について[設置根拠]電源開発促進法(昭和27年7月31日法律第283号)
(抜粋)第8条(設置)総理府に、電源開発調整審議会(以下「審議会」という。)を置く。 第10条(組織)審議会は、会長及び委員16人をもって組織する。 2 会長は、内閣総理大臣をもって充てる。 3 委員は、左に掲げる者をもって充てる。 一~六 (略) 七 環境庁長官 八~九 (略)
- 連絡先
- 環境庁企画調整局環境影響評価課環境影響審査室
室長 寺田達志(内6231)
審査官 植木光治(内6235)
担当 佐藤健司(内6235)