報道発表資料

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2003年08月18日
  • 自然環境

温泉の保護と利用に関する懇談会(第1回) の開催について

環境省では、温泉の保護と利用をめぐる最近の諸問題について討議し、行政上の課題等を整理することを目的として「温泉の保護と利用に関する懇談会」を開催することとし、第1回懇談会を8月29日(金)に行います。

1. 懇談会の背景及び趣旨

 わが国は世界屈指の温泉国であり、全国各地にある温泉は古来、人々の保健、休養などに大きな役割を果たすとともに、各地の歴史や風土と相まって独自の温泉文化を形成してきた。
 近年、国民の温泉志向は依然として高く、温泉利用者の増加が続くなど温泉ブームといえる状況にあり、殊に国立公園など自然の豊かな地域にある温泉については、貴重な観光資源として積極的な活用を求める声がある。一方、一部の温泉地では温泉源の枯渇が深刻な問題となっているほか、国民の健康志向、本物志向も高まる中で、温泉利用施設の衛生管理や適切な情報提供のあり方等について問題提起もなされている。
 環境省は、温泉法の施行等を通じ温泉の保護と適正な利用を図っているが、今般、関係各方面の専門家の参加を得て、温泉の保護と利用をめぐる最近の諸問題について討議し、行政上の課題等を整理するため、「温泉の保護と利用に関する懇談会」を開催することとした。

2. 懇談会委員(50音順、敬称略)

市毛 良枝  環境カウンセラー、俳優
大野 英市  (社)日本温泉協会常務副会長
高橋  保  (財)中央温泉研究所副所長
竹村 節子  旅行作家
中村  昭  前神奈川県七沢リハビリテーション病院長
原田 純孝  東京大学社会科学研究所教授
広庭 忠雄  山形県文化環境部環境企画課長
深澤 喜延  山梨県衛生公害研究所研究管理幹
山村 順次  千葉大学教育学部教授
渡辺  修  (財)休暇村協会理事長、中環審・自然公園のあり方検討小委員長
渡辺 政治  大分県生活環境部生活環境課課長補佐

3. 第1回懇談会の開催

(1) 平成15年8月29日(金) 14:00~16:00
(2) 経済産業省別館 1020会議室(千代田区霞が関1-3-1)
(3) 議題(予定)
  [1] 懇談会開催の趣旨・目的等について
  [2] 今後の検討の進め方
  [3] その他

4. 会議の公開等について

(1) 傍聴を希望される方は、「温泉の保護と利用に関する懇談会(第1回)傍聴希望」と記入し、住所、氏名、所属(勤務先等)、電話番号、傍聴券の送付先(電子メール又はFAX番号)を明記の上、8月22日(金)17時必着で、下記の宛先までお申し込み下さい。お申し込みは、傍聴希望者1人につき1通として下さい。また、1団体につき傍聴者は2名までとさせていただきます。電話でのお申し込みはお受けできません。
(2) 一般の方の傍聴可能人数は10名を予定しておりますので、傍聴希望者がこれを越えた場合は抽選といたします。(抽選の結果、傍聴いただけない場合はその旨の連絡をいたします。)
(3) 申し込み締め切り後、傍聴いただける方には、傍聴券を御指定の送付先(電子メール又はFAX)にお送りいたしますので、当日必ず御持参願います。なお、当日の受付に際し、身分証明書を御提示いただく場合がありますので、あらかじめ御了承ください。
(4) カメラ撮影を御希望の報道関係の方は、あらかじめ下記担当まで御連絡下さい。カメラ撮影については、会議の冒頭のみとさせていただきます。

(連絡先)
 環境省自然環境局自然環境整備課
 
 担当:中島、土谷
 電話:03-3581-3351 内線6458
 FAX:03-3595-0029
 E-mail:shizen-seibi@env.go.jp

連絡先
環境省自然環境局自然環境整備課
課長:   塚腰(6450)
  課長補佐:横山(6451)
  担当:   中島(6458)