報道発表資料

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2003年08月08日
  • 地球環境

鈴木環境大臣の米国出張及び気候変動に関する日米政府間ハイレベル協議への出席の結果について

8月6日から9日にかけて、鈴木環境大臣が米国ワシントンに海外出張しましたので、その結果をお知らせします。鈴木大臣は、現地時間の7日に開催された「第3回気候変動に関する日米ハイレベル協議」に出席し、気候変動に関する日米協力について議論を行うとともに、その成果を共同声明としてとりまとめました。
 さらに、鈴木大臣は、国際機関やNGOの関係者と精力的に意見交換を行いました。
1. 出張期間   平成15年8月6日(水)~9日(土)
 
2. 出張先   ワシントンDC(米国)
  
3. 結果概要:
  (1) 第3回気候変動に関する日米ハイレベル協議(現地時間8月7日)
     鈴木大臣は、日米両国の最近の気候変動政策や、科学技術、市場メカニズム、途上国問題の各分野における具体的な日米協力について議論を行い、科学技術分野において日米間で11のプロジェクトの共同研究活動を行うことなどを内容とする共同声明をとりまとめた。また、鈴木大臣は、米国に対し京都議定書への参加を促すとともに、気候変動への対処のためには可能な限り幅広い地球規模での参加が必要であるとの考えを米国と共有した。(共同声明については、別添参照)。
  
    (主な出席者)
     我が国からは、鈴木環境大臣、美根外務省地球環境問題担当大使、浜中環境省地球環境審議官、市川経済産業省審議官、竹本環境省審議官他、米国からは、コノートン大統領府環境評議会議長、ドブリアンスキー国務省次官、ジョンソン環境保護庁副長官代行他が出席した。
  
    (注) 気候変動に関する日米ハイレベル協議は、平成13年6月30日の日米首脳会談で
       小泉総理大臣の提案を受けて開始されたものであり、今回が第3回目。
 
  (2) 国際機関やNGOの関係者との会談等
     鈴木大臣は、世界銀行等の国際機関、ワールドウオッチ研究所や世界資源研究所の関係者と会談し、環境と経済の両立や、環境保全における市民活動の役割などについて意見交換を行なった。また、米国の自然保護団体であるネイチャーコンサーバンシーが管理する自然保護の現場を視察した。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局総務課
課長:石野 耕也(6710)
 補佐:森下 哲  (6711)
 研究調査室
 室長:高橋 康夫(6730)
 主査:奈良 税  (6733)

環境省地球環境局地球温暖化対策課
課長:清水 康弘(6770)
 国際対策室
 室長:牧谷 邦昭(6772)
 補佐:瀧口 博明(6773)

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