報道発表資料
平成13年12月1日から平成14年11月30日までの1年間に全国の廃棄物焼却施設(一般廃棄物焼却施設と産業廃棄物焼却施設)における排ガス中のダイオキシン類濃度の測定結果等について調査し、その結果をとりまとめたので公表する。
この1年間に全国の廃棄物焼却施設から排出されたダイオキシン類の総量の推計を行った結果、全国で年間約635グラムと推計された。その内訳は、一般廃棄物焼却施設からのものが約370グラム、産業廃棄物焼却施設からのものが約265グラムであった。昨年の同期間(平成12年12月1日から平成13年11月30日まで)における廃棄物焼却施設からのダイオキシン類の推計排出量約1,345グラムとの比較では約53%削減、平成9年の推計排出量約6,500グラムとの比較では約90%削減されたことになる。
なお、平成11年3月にダイオキシン対策関係閣僚会議において策定された「ダイオキシン対策推進基本指針」では、平成14年度末に全国のダイオキシン類の排出総量を平成9年に比べ約9割削減することとしている。また、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、平成12年9月に策定された「我が国における事業活動に伴い排出されるダイオキシン類の量を削減するための計画」では、平成14年度末に廃棄物焼却施設からのダイオキシン類排出量を平成9年に比べ、約92%削減することを目標としている。廃棄物焼却施設の排ガス中のダイオキシン類については、平成14年12月1日から既設炉に対しても厳しい基準が適用され、これに対応するための措置が講じられていることから、これらの目標を達成できる見込みである。なお、目標の達成評価は、平成15年の年間排出量をもって行うこととなっている。
この1年間に全国の廃棄物焼却施設から排出されたダイオキシン類の総量の推計を行った結果、全国で年間約635グラムと推計された。その内訳は、一般廃棄物焼却施設からのものが約370グラム、産業廃棄物焼却施設からのものが約265グラムであった。昨年の同期間(平成12年12月1日から平成13年11月30日まで)における廃棄物焼却施設からのダイオキシン類の推計排出量約1,345グラムとの比較では約53%削減、平成9年の推計排出量約6,500グラムとの比較では約90%削減されたことになる。
なお、平成11年3月にダイオキシン対策関係閣僚会議において策定された「ダイオキシン対策推進基本指針」では、平成14年度末に全国のダイオキシン類の排出総量を平成9年に比べ約9割削減することとしている。また、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、平成12年9月に策定された「我が国における事業活動に伴い排出されるダイオキシン類の量を削減するための計画」では、平成14年度末に廃棄物焼却施設からのダイオキシン類排出量を平成9年に比べ、約92%削減することを目標としている。廃棄物焼却施設の排ガス中のダイオキシン類については、平成14年12月1日から既設炉に対しても厳しい基準が適用され、これに対応するための措置が講じられていることから、これらの目標を達成できる見込みである。なお、目標の達成評価は、平成15年の年間排出量をもって行うこととなっている。
- 廃棄物焼却施設からのダイオキシン類排出量の推移[PDFファイル 14KB]
- 廃棄物・リサイクル対策部 行政資料
一般廃棄物焼却施設の排ガス中のダイオキシン類濃度等について
- 廃棄物・リサイクル対策部 行政資料
産業廃棄物焼却施設の排ガス中のダイオキシン類濃度等について
- 廃棄物焼却施設の排ガス中のダイオキシン類濃度等について(全体版)[PDFファイル 204KB]
(注1:報道発表資料の内容と、上記の行政資料にそれぞれ掲載されている2つのPDFファイルを、1つにまとめたもの。)
(注2:12ページと23ページは、空白ページ。)
添付資料
- 廃棄物焼却施設からのダイオキシン類排出量の推移[PDFファイル 14KB] [PDF 13 KB]
- 廃棄物焼却施設の排ガス中のダイオキシン類濃度等について(全体版)[PDFファイル 204KB] [PDF 203 KB]
- 連絡先
- 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課課長 由田 秀人
技術専門官 岡本 文彦(内線6846)
課長補佐 松田 尚之(内線6857)
(内線6858)
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課課長 森谷 賢
課長補佐 田海 直樹(内線6873)
担当 松山 豊樹(内線6876)