日露環境保護合同委員会第4回会合が、6月23日(月)~25日(水)、モスクワで開催された。会議では、日露両国の環境保護政策、地球環境問題に対する取り組み、地域的/二国間の枠組みの下での協力、日露環境保護協力計画のレビューと新たな計画の作成等の事項について意見交換等が行われた。会議の概要は以下のとおり。
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結果概要 |
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冒頭、望月環境大臣政務官が挨拶し、この中でロシアの京都議定書の早期締結を強く働きかけた。 |
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両国は、自国の環境政策を報告し、意見交換を行った。 |
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地域環境問題に対する取組については、双方は、京都議定書の重要性を確認した。日本側は、京都議定書の発効のために、ロシアによる同議定書の早期批准に対する関心を表明した。これに対し、ロシア側は、同議定書批准の準備プロセスを前進させることを確認した。また、水問題及び違法伐採問題における双方の取組につき意見交換が行われた。更に、ヨハネスブルグ・サミットのフォローアップとして、ロッテルダム条約等の締結に向けた両国の取組や、同サミットの枠組みで実施されている各種プロジェクトにおける取組につき意見交換が行われた。 |
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地域プログラム及び日ソ渡り鳥条約における双方の協力では、EANET、ECO-Asia及びNOWPAPにおける協力プログラムに関する活動の重要性を確認した。また、両国の渡り鳥等の保護については、両国の適切な時期に二国間の保護・研究会議を実施することで合意した。 |
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四島とのビザなし交流により実施された環境共同調査を踏まえた環境問題については、「日露行動計画」を踏まえ、実際に四島において調査を行った環境問題の専門家によるこれまでの調査の報告及び意見交換が行われた。 |
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日露双方は、平成13年12月に開催された第3回会議において合意された協力プロジェクトにつき協議し、外交ルートを通じて2003年~2004年の日露環境保護協力計画を作成し合意することで一致した。 |