報道発表資料
なお、一般の方の傍聴を受け付けるので、希望者は事前に申し込んでいただきたい。
1 概要 OECDでは、1996年にPRTR(環境汚染物質排出・移動登録)の導入に関する 理事会勧告を採択するとともに、ガイダンスマニュアルを作成し、PRTRの普及に努め てきた。このたび、既に各国で導入されたPRTR制度や各国の取組状況をレビューする とともに、持続可能な発展のための環境政策の手段として、PRTRの役割と今後の方向 性について討議するため、下記の要領で国際会議を開催することとなった。 環境庁は、この会議をホストするとともに、アジア諸国の代表者を会議に招聘するなど して、PRTRの世界的普及に貢献することとしている。 なお、この会議においては、環境庁が進めてきたPRTRパイロット事業の成果を発表 するほか、我が国の産業界、学界、NGO等からの参加者も、それぞれの立場からのPR TRに対する取組を報告し、討議に参加する予定である。
2 プログラム等
日 時 :
平成10年9月9日(水)~11日(金) 場 所 : リーガロイヤル早稲田ホテル(東京都新宿区戸塚町1ー104ー19) 主 催 : OECD(運営協力:環境庁、協賛:UNEP Chemicals(国連環境計画化学物質部)及び UNITAR(国連訓練調査研修所)) 出 席 者 : OECD加盟国・非加盟国・地域及び国際機関(合計約50か国・地域・機関)から約90名、日本から約70名。(政府・産業界・学界・NGOの実務責任者レベル) 会議の構成等 : (詳細は別紙参照)
- 環境庁長官が開会挨拶
- OECD環境局長(Ms. Joke Waller-Hunter)、UNDP(国連開発計画)総裁補・アジア太平洋局長(Mr. Nay Htun)が講演。
- 全体会議及び12の分科会において、PRTRの経験の共有、環境政策の手段としてのPRTRの評価、PRTRの今後の方向性といった幅広い観点から議論される。
言 語 : 英語(ただし全体会議については同時通訳あり)
3 傍聴者の募集
会議はマスコミ関係者に公開するとともに、傍聴者席を用意します。傍聴を希望される方は、住所・氏名・所属・連絡先(FAX等)と傍聴希望日を明記して、9月3日(木)までに
下記に郵便、ファックス又はE-mailでお申し込み下さい。希望者が多い場合は抽選とします。当選者には9月7日(月)に本人に到着するように「参加証」を発行しますので、会議
当日ご持参下さい。
(なお、取材を希望される場合は環境庁環境安全課まで事前に御連絡下さい。)
【会議傍聴の申込先】 (財)国際環境研究協会(担当:渡辺) Fax : 03-3432-1975 〒105 東京都港区芝公園3ー1ー13 E-mail: airies@airies.or.jp (問い合わせ:Tel 03-3432-1844) |
(別紙)
会 議 日 程
○会議第1日:9月9日(水) 9:15~18:00
第1セッション(全体会議)歓迎の挨拶 |
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真鍋賢二(環境庁長官) | ||||||
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第2セッション(全体会議)PRTRシステム | : | 設計と構築の経験 | ||||||
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第3セッション(分科会) 経験の共有 | ||||||||
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(分科会終了後、全体会議へ報告) |
○会議第2日:9月10日(木)9:00~18:00
第4セッション(全体会議)PRTRシステム |
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PRTRの実施と利用の経験 | ||||||||||||
(日本及び米国の産業界及びNGOが発表) | ||||||||||||||
第5セッション(分科会) 環境政策の手段としてのPRTRの役割の評価 | ||||||||||||||
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(分科会終了後、全体会議へ報告) | ||||||||||||||
第6セッション(分科会) 将来のPRTRの方向性と挑戦 | ||||||||||||||
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(分科会終了後、全体会議へ報告) |
○会議第3日:9月11日(金)9:00~13:00
第7セッション(全体会議)討議のサマリー | ||
第8セッション(全体会議)今後の方向性 | ||
閉会:閉会の辞 | : | 澤 宏紀(環境庁環境保健部長) |
○全体会議の議長
第1日及び第2日 |
: |
スーザン・ヘイゼン(米国環境保護庁環境支援課長) 吉田徳久(環境庁環境保健部環境安全課長) |
第3日 | : | マーク・ハイマン(OECD化学品合同会合議長、オーストラリア環境省) |
- 連絡先
- 環境庁企画調整局環境保健部環境安全課
課 長 :吉田徳久(6350)
補 佐 :早水輝好(6353)