報道発表資料
1. 循環型社会白書の公表
循環型社会形成推進基本法(循環基本法)第14条に基づき、平成15年版循環型社会白書(「平成14年度循環型社会の形成の状況に関する年次報告」及び「平成15年度において講じようとする循環型社会の形成に関する施策」)が、5月30日(金)に閣議決定され、国会提出及び公表される予定です。
なお、循環型社会白書は、今回で3回目の白書となります。
2. 循環型社会白書の概要
本白書は「循環型社会への道筋」をテーマとし、本年3月に循環基本法に基づき初めて閣議決定・国会報告された「循環型社会形成推進基本計画」(循環基本計画)の内容について分かりやすく紹介しています。
序章では、循環基本計画に示した循環型社会のイメージについて、暮らしやビジネスにおける具体的な実例を交えて紹介しています。また、循環基本計画に示した数値目標(物質フロー目標、取組目標)について、設定方法(データ及び算定方法)を含めて解説を行っています。そして、ヨハネスブルク・サミット(WSSD)実施計画に基づく「持続可能な生産・消費パターン」の推進のため、我が国はG8環境大臣会合において資源生産性に関する国際共同研究を実施することを提案するなど循環型社会の形成について国際的にも先導的役割を果たしていくことを述べています。
なお、今後の参考として、白書に対する感想・意見については、昨年と同様に同封はがきやメールにより広く募ります。
<全体構成>
○平成14年度 循環型社会の形成の状況に関する年次報告 |
序章 | 循環型社会への道筋 -「循環型社会形成推進基本計画」について- |
第1章 | 廃棄物等の発生、循環的な利用及び処分の状況 |
第2章 | 循環型社会の形成に向けた国の取組 |
第3章 | 循環型社会の形成に向けた各主体の取組 |
○平成15年度において講じようとする循環型社会の形成に関する施策 |
第1章 | 概説 |
第2章 | 循環型社会の形成に向けた国の取組 |
3. 白書の入手方法
一般の書店を通じて購入できます(1部1,600円(税込)/6月2日発行予定)。
※ | 過去の循環型社会白書については、環境省のホームページ(https://www.env.go.jp/)に掲載されています。 |
4. 参考
(1) | 環境白書・循環型社会白書を読む会(白書説明会)の開催 | |||||||||||||||||||||||||
今年の環境白書・循環型社会白書について、テーマやねらいなどを、担当者から解説します(参加自由・入場無料)。申込みはFAXまたは電子メールで、氏名、所属、電話番号、FAX番号、第1回・第2回・第3回のいずれに参加を希望されるかをお知らせ下さい。 | ||||||||||||||||||||||||||
* | なお、希望者多数の場合は、大変恐縮ですが先着順で受付させていただきます。 | |||||||||||||||||||||||||
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(2) | エコライフフェアでの紹介等 |
5月31日(土)及び6月1日(日)に都立代々木公園ケヤキ並木(NHKホール前)で開催されるエコライフフェア2003では、環境白書・循環型社会白書を紹介・販売するとともに、ごみ拾い体験のイベントなどを行います。 また、昨年6月よりWebマガジン「Re-Style」(http://www.re-style.jp)を発行しており、今後も循環型社会の形成について情報発信を行っていく予定です。 |
- 連絡先
- 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
課長 竹内恒夫(6811)
室長補佐 染野憲治(6820)
主査 加藤 聖 (6817)