報道発表資料

この記事を印刷
2003年05月14日
  • 水・土壌

「水生生物の保全に係る水質環境基準の設定について」(中央環境審議会水環境部会水生生物保全環境基準専門委員会報告案)に対する意見の募集について

中央環境審議会水環境部会水生生物保全環境基準専門委員会では、環境基本法に基づく水質環境基準の設定のうち、水生生物の保全に係る水質環境基準の設定等について、報告案を取りまとめました。
 本報告案について、広く国民の皆様から御意見をお聞きするため、郵送、ファクシミリ、電子メールにより意見を募集(パブリック・コメント手続)することとしました。
 なお、環境省では、最終的に取りまとめられる答申を受け、環境基本法に基づく生活環境の保全に関する水質環境基準の設定等を行うこととしております。
 環境基本法に基づく水質環境基準等の水質目標については、これまで人の健康の保護や有機汚濁及び栄養塩類による水域の富栄養化防止の観点からの施策に重点が置かれてきたため、水生生物の保全の観点を中心に据えた化学物質汚染に係る水質目標は設定されていませんでした。
 このため、平成14年11月12日、環境大臣より中央環境審議会に対して、水生生物の保全に係る水質環境基準の設定について諮問がなされました。
 この諮問は同審議会水環境部会に付議され、同部会水生生物保全環境基準専門委員会において、調査・検討が行われてきたところ、今般、計5回にわたる審議結果を踏まえ、別添のとおり報告案が取りまとめられました。
 報告案を最終的に取りまとめるに当たり、広く国民の皆様から御意見をお聞きするため、本報告案に対する御意見を募集することといたしました。御意見のある方は[御意見募集要項]に沿って御提出下さい。
 皆様からいただいた御意見を考慮し、報告案を最終的に取りまとめさせていただきます。
 なお、御意見に対して個別の回答はいたしかねますので、その旨御了承願います。
  
 


 添付資料

連絡先
環境省中央環境審議会水環境部会水生生物保全環境基準専門委員会事務局
環境省環境管理局水環境部企画課
課長    盛山正仁(内線 6610)
 課長補佐 瀬川恵子(内線 6613)
 担当    市原泰幸(内線 6622)