報道発表資料

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1998年08月19日

第10回「星空の街・あおぞらの街」全国大会の開催について

郷土の環境をいかした地域おこしの推進と大気環境保全意識の高揚を図ることを目的として活動を行っている「「星空の街・あおぞらの街」全国協議会」が中心となり、平成元年度より毎年1回、「「星空の街・あおぞらの街」全国大会」を行っており、本年度も開催する。
 本年度は、9月12日・13日に、環境庁・岩手県・「星空の街・あおぞらの街」 全国協議会の主催により、岩手県胆沢郡衣川村において開催する。
 本大会では、大気保全への啓発・普及や大気環境の観察において優れた活動等を行った団体・個人を表彰する予定である。
行 事 名   第10回「星空の街・あおぞらの街」全国大会
日   時

平成10年9月12日(土)、13日(日)
場   所 岩手県衣川村立北股小学校 体育館
主   催 環境庁・岩手県・「星空の街・あおぞらの街」全国協議会
主   管 岩手県胆沢郡衣川村・(財)日本環境協会
大会テーマ 「水と森と星と・・・」
出 席 者 「星空の街・あおぞらの街」全国協議会会員、環境政務次官、岩手県知事、衣川村長、その他関係者
大会内容
  1. 団体・個人の表彰(環境庁長官賞・「星空の街・あおぞらの街」全国協議会会長賞。それぞれ1団体・1個人に表彰)
  2. 基調講演   (演題:「縄文の森と水と星」)
  3. シンポジウム (テーマ:「水と森と星と・・・」)

参考

  1. 「星空の街・あおぞらの街」全国協議会

    環境庁が昭和61年度に行った「あおぞら観察コンテスト」及び昭和62年度に行った「星空の街コンテスト」において選定された、「あおぞらの街」39市町村及び「星空の街」108市町村を母体に、昭和63年6月4日、北九州市で「星空の街・あおぞらの街全国サミット」が開催された。このサミットにおいて「空を活かし空を楽しむ宣言」が採択され、「「星空の街・あおぞらの街」全国連絡会議」が結成された。

    その後、平成5年に「「星空の街・あおぞらの街」全国協議会」と改称し、郷土の環境をいかした地域おこしの推進と大気環境保全意識の高揚を図ることを目的に活動を行っており、毎年1回「「星空の街・あおぞらの街」全国大会」を開催している。

    平成6年度「星空の街・あおぞらの街」全国大会(兵庫県八鹿町で開催)から、大気保全に資する顕著な活動を行った団体・個人に環境庁長官賞及び「星空の街・あおぞらの街」全国協議会会長賞の授与を行っている。

    なお、加入団体数は、平成10年7月末現在、298団体(38道府県及び260市町村)となっている。(別紙2参照)

  2. 第10回「星空の街・あおぞらの街」全国大会プログラム

    1日目:9月12日(土)

     「星空の街・あおぞらの街」全国大会
        時 間:13時30分~17時15分
        場 所:衣川村立北股小学校 体育館

    • 開会式
      開会挨拶(「星空の街・あおぞらの街」全国協議会副会長・名古屋市長)
      環境政務次官式辞
      岩手県知事挨拶
      「星空の街・あおぞらの街」全国協議会会長(衣川村長)挨拶
      表彰(環境庁長官賞・「星空の街・あおぞらの街」全国協議会会長賞、被表彰団体及び個人については別紙参照)
      来賓祝辞
      歓迎のことば(岩手県議会議長)
    • 基調講演
      演 題

      「縄文の森と水と星」
      講演者 安田喜憲 氏(国際日本文化研究センター教授)

    • シンポジウム
      テーマ

      「水と森と星と・・・」
      コーディネーター 秋山豊寛 氏(日本人初の宇宙飛行士)
      パネリスト 安田喜憲 氏(国際日本文化研究センター教授)
      大矢邦宣 氏(岩手県立博物館学芸第一課長)
      中村 士 氏(国立天文台情報公開センター助教授)
      佐々木秀康 氏(「星空の街・あおぞらの街」全国協議会会長、衣川村長)
      菅原 誠 氏(衣川星を見る会)

    • 星空観望会  場所:星空の広場

    2日目:9月13日(日)

     「自然観察会」、ワークショップ等の実施

    <別紙1>(被表彰団体)

    <環境庁長官賞受賞者>(敬称略)

    団 体

    北股小学校星を見る会(岩手県衣川村)
     全国星空継続観察に積極的に参加。平成4年度には夏期・冬期連続して「夜空の明るさが星空の観察に適していた場所」の第1位に選ばれる。それを機会に地域住民が自然の豊かさの大切さを再認識し、都市部のこども達と継続して交流し、自然観察会や星空観察会を開催するなど、地域ぐるみで環境保全活動に取り組んでいる。
    個 人 堅物邦男(岡山県倉敷市)
     平成元年、岡山県美星町において、全国初の「光害防止条例」の制定に貢献した。その後も観測環境の保全に力を傾け、百武すい星、へール・ボップすい星の出現に際し、市民の大気環境保全の意識高揚に努力した。

    <「星空の街・あおぞらの街」全国協議会会長賞受賞者>(敬称略)

    団 体

    加世田サイエンスクラブ(鹿児島県加世田市)
     全国星空継続観察に、同観察が開始された昭和63年から熱心に参加している。学校や公民館での星座教室等に積極的に協力し、大気環境の保全の重要性について説明するとともに、市民一人ひとりの取組を積極的に呼びかけている。
    個 人 大下信雄(岐阜県古川町)
     教育委員会との連絡を図りながら、天文サークルを母体として、写真展・観測会・作品展・講演等を通じ、青少年に対し環境保全の大切さを伝えるなど、大気保全について継続的に教育活動を行っている。
    特別賞 故 阿部陽一(岩手県室根村)
     全国星空継続観察に当初から参加し、指導を行ってきた。地域活動等を通じ、こどもから高齢者まで幅広くを対象に天文知識の向上、天文観測の技術指導を行うとともに、大気環境の保全に関する意識の高揚に貢献した。

    <別紙2>

    「星空の街・あおぞらの街」全国協議会加入地方公共団体
    (平成10年7月末現在)

添付資料

連絡先
環境庁大気保全局企画課大気生活環境室
室   長 :柏木順二(内線6540)
 室長補佐 :宍戸政憲(内線6541)
 担   当 :宮内 徹(内線6546)

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