報道発表資料
昨年度に続き、温暖化対策クリーン開発メカニズム事業調査を実施するため、日本の企業、非政府組織(NGO)等からプロジェクト案件を募集します。
(公募期間:平成15年4月16日(水)~5月14日(水))
(公募期間:平成15年4月16日(水)~5月14日(水))
1 | 趣旨 |
1997年に開催された国際連合気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)で採択された、地球温暖化防止のための「京都議定書」において、我が国は2008年から2012年における温室効果ガスの平均排出量を1990年水準より6%削減することが定められました。京都議定書には、削減目標を達成するための柔軟性措置として、「クリーン開発メカニズム(CDM)」や「共同実施(JI)」等の「京都メカニズム」が盛り込まれております。 既に我が国をはじめとし、EU諸国、カナダ等の先進国や、中国、インド、ブラジル等の多くの途上国も批准を済ませており、早期の京都議定書発効が期待されています。我が国の削減目標達成のためにも、京都メカニズムの活用が重要となってきています。 このような背景のもと、環境省では平成11年度から、日本の企業、NGO等を対象に、温室効果ガスの排出削減や吸収源強化につながると考えられるプロジェクト案件を募集し、選定された案件のフィージビリティ(実施可能性)調査を実施してきました。これにより、CDM/JI事業として有望なプロジェクトを発掘するとともに、CDM/JIの仕組みに関する国内・国際ルールづくりのための知見、炭素クレジット獲得のための手法等を蓄積してきました。 平成15年度の調査においては、昨年度と比較して、一採択案件あたりの交付金額を大幅に増額するとともに、採択案件数も増やす方針です。応募に関心のある方は募集詳細をご覧下さい。 |
2 | 募集窓口(事業請負先) | |
財団法人地球環境センター(GEC) 〒538-0036 大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-110 TEL 06-6915-4121 FAX 06-6915-0181 |
3 | 募集対象 | 企業、NGO等 |
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4 | 募集期間 | 平成15年4月16日(水)~5月14日(水)(午後5時必着) |
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5 | 募集詳細 | (財)地球環境センターのホームページ ( http://www.unep.or.jp/gec/index-j.html )参照 |
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以上 |
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課
課長:清水 康弘(6770)
国際対策室
室長:牧谷 邦昭(6772)
補佐:熊倉 基之(6781)
担当:佐川 裕 (6796)