報道発表資料
本日開催された中央環境審議会水環境部会において、瀬戸内海(大阪湾を除く)
に設定されている全窒素又は全燐に係る環境基準の暫定目標の見直しについて審議が行われた結果、6水域で設定されている暫定目標をすべて撤廃するとの結論となりましたのでお知らせします。
に設定されている全窒素又は全燐に係る環境基準の暫定目標の見直しについて審議が行われた結果、6水域で設定されている暫定目標をすべて撤廃するとの結論となりましたのでお知らせします。
- 答申の概要
(1) | 瀬戸内海の一部(大阪湾を除く17水域)の全窒素及び全燐に係る環境基準については、平成9年4月に水域類型の指定がなされた際に、5年以内に環境基準の達成が困難と考えられる水域(全窒素3水域、全燐3水域)について、平成13年度までの暫定目標を設定していた。 |
(2) | 暫定目標の見直しについては、平成13年9月20日付けで、環境大臣から中央環境審議会に対して諮問し、中央環境審議会水環境部会海域環境基準専門委員会(委員長:須藤隆一東北工業大学客員教授)において審議が進められてきたが、暫定目標を設定しているいずれの水域においても平成16年度には環境基準を達成することが見込まれることから、暫定目標を撤廃すべきとの結論に至ったものである。 |
(別紙) : | 瀬戸内海の一部の全窒素及び全燐に係る暫定目標の設定状況及び変更点 |
- 今後の予定
- 部会報告を受け、中央環境審議会は、同日付けで環境大臣に、暫定目標を廃止し、環境基準を「直ちに達成する」こととする旨答申を行った。
- 環境省では、この答申を踏まえ、暫定目標の撤廃のための事務手続きを行い、関係県等の協力を得つつ、瀬戸内海の富栄養化防止を図っていくこととしている。
添付資料
- 連絡先
- 環境省環境管理局水環境部企画課
課長 :盛山 正仁(6610)
課長補佐:瀬川 恵子(6613)
担当 :森 美則(6623)