報道発表資料

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2003年02月06日
  • 保健対策

PRTR国際シンポジウムの開催について

環境省では、PRTR(Pollutant Release and Transfer Register:環境汚染物質排出移動登録)をテーマに、国際シンポジウム「PRTRは環境政策をどう変えるか:過去と未来」及び国際シンポジウム「NGOの化学物質情報提供が社会を変える」を、いずれも平成15年3月7日(金)、ホテルフロラシオン青山(東京都港区)で開催します。当日は、PRTRにかかわる海外の専門家による講演やパネルディスカッションを行う予定です。
1. PRTR国際シンポジウム「PRTRは環境政策をどう変えるか:過去と未来」
  
(1) 開催趣旨
   1996年、経済協力開発機構(OECD)は、その加盟国にPRTRの導入を勧告しました。わが国では1999年に制定された「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」によりPRTRを導入し、2002年4月から事業者による化学物質の排出量等の届出が開始され、この2月中を目途に第1回のPRTRデータの公表が予定されています。
 本シンポジウムでは、OECD及び各国政府のPRTR専門家をお招きし、各国でPRTRが果たしてきた役割と今後の展開についての講演やパネルディスカッションを行い、日本におけるPRTRの今後の方向性を考えます。
  
(2) 主催者等
 
[1]主催 環境省
[2]後援 経済協力開発機構(OECD)
[3]事務局 社団法人環境情報科学センター
  
(3) 開催日程、場所等
 
[1]日時 平成15年3月7日(金)9:15~12:45
[2]場所 ホテルフロラシオン青山 ふじの間(東京都港区南青山4-17-58)
[3]その他 定員300名、日英同時通訳
  
(4) プログラム (同時通訳付き)
 
[1]挨拶   南川秀樹(環境省環境保健部長)
[2]基調講演   クローディア・フェネロール(経済協力開発機構)
[3]講演   アライン・チャン(カナダ環境省)、ピィテル・ヴァンデルモスト(オランダ環境保護庁)、ハラール・ソールビー(ノルウェー汚染防止庁)、イアン・ウィットウェル(イギリス環境庁)、マリア・ドア(アメリカ環境保護庁)、福島健彦(環境省環境保健部環境安全課)(予定)
[4]パネルディスカッション 「PRTRは環境政策をどう変えるか-過去と未来-」
 ・コーディネーター 安達一彦(環境省環境保健部環境安全課長)
 ・パネリスト 上記講演者
 
  
2. PRTR国際シンポジウム「NGOの化学物質情報提供が社会を変える」
  
(1) 開催趣旨
   わが国に先行してPRTRを導入した欧米諸国では、市民へのPRTR情報の提供に、NGOが大きな役割を果たしています。
 この2月中を目途にわが国における第1回目のPRTRデータの公表がなされることを踏まえ、本シンポジウムでは、欧米においてPRTR情報提供にかかわっているNGOをお招きし、先進的な事例を学びながら、日本におけるNGOによる情報提供や活用のあり方を考えます。
  
(2) 主催者等
 
[1]主催 環境省
[2]後援 World Wide Fund for Nature(WWF) ほか
[3]事務局 財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)
  
(3) 開催日程、場所等
 
[1]日時 平成15年3月7日(金)14:00~17:00
[2]場所 ホテルフロラシオン青山 ふじの間(東京都港区南青山4-17-58)
[3]その他 定員300名、日英同時通訳
  
(4) プログラム(案)
 
[1]挨拶   日野迪夫(WWF)
[2]基調講演   「なぜNGOによるPRTR情報提供が必要なのか」
 フランシス・アーウィン(アメリカ・WRI(世界資源研究所))  
[3]パネルディスカッション 「NGOのPRTR情報提供は社会をどのように変えるのか」
 ・コーディネーター 村山武彦(早稲田大学理工学部教授)
 ・パネリスト  メアリー・テイラー(イギリス・地球の友)、バーカード・ムースバーグ(Environmental Defense Canada)、中地重晴(有害化学物質削減ネットワーク)、フランシス・アーウィン(アメリカ・WRI)ほか
   (以上、予定)
 
     
3. 申込み方法  「締め切りました。」
  
 ・ 両シンポジウムとも、参加は無料です。参加を希望される方は、別添申込書に必要事項を記入の上、平成15年2月28日(金)までに、郵送、ファクシミリ又は電子メールで、下記宛にお申し込み下さい。なお、御希望に応じて、両方とも参加、片方のみのの参加、のいずれも可能です。
 ・ 両シンポジウムとも、定員は300名とします。申込みは先着順とし、定員になり次第、締切とさせていただきます。定員を上回る申込みがあり、参加いただけない場合のみ、事務局より連絡いたします。
  
 <申込先>
社団法人環境情報科学センター PRTR国際シンポジウム係
  ・ 郵送の場合 〒102-0074 東京都千代田区九段南4‐7‐24トゥーラント88ビル
  ・ ファクシミリの場合 ファクシミリ番号:03‐3234‐5407
  ・ 電子メールの場合 アドレス:prtr-syp@ceis.or.jp 
  (ファイル形式をテキスト形式として送付してください。添付ファイルによる提出はご遠慮願います。)

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課
課長   :安達 一彦(6350)
 課長補佐:荒木 真一(6353)
 課長補佐:福島 健彦(6360)
 担当   :有吉 邦江(6358)

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