報道発表資料
我が国のダイオキシン類の排出量の目録(排出インベントリー)を、今般、平成 13年まで整備した。排出総量の推移は以下のとおり。
<平成9年から平成13年までの排出総量>
(単位:g-TEQ/年)
平成9年 | 平成10年 | 平成11年 | 平成12年 | 平成13年 | |
ダイオキシン類 | 7,348 ~7,602 |
3,363 ~3,617 |
2,664 ~2,869 |
2,203 ~2,223 |
1,743 ~1,762 |
上表のとおり、排出量は年々減少し、平成9年からの4年間で概ね77%の削減がなされた。
- 基本的考え方
ダイオキシン類の排出インベントリーは、「ダイオキシン対策推進基本指針」及びダイオキシン類対策特別措置法(以下「法」という。)第33条第1項の規定に基づき定められた「我が国における事業活動に伴い排出されるダイオキシン類の量を削減するための計画」に基づき、毎年整備することとなっている。
なお、推計に当たってはダイオキシン類対策特別措置法に基づき、コプラナーPCBも含め、WHO-TEF(1998)を用いた。
- 対象発生源の選択
環境への排出が現に認められているものであって、排出量の推計が可能なものを対象発生源とした。
- 排出量の推計年次
排出インベントリーは、平成9年から平成13年の各年の排出量について整備した。なお、新たな知見が得られた場合には、平成12年の以前の排出量についても、改めて推計を行った。
- 排出量の推計結果
上記に基づきダイオキシン類の発生源別の排出量を取りまとめた(以下の図及び表)。排出量は年々減少し、平成13年の排出量は平成9年から概ね77%減少し、1,743~1,762g-TEQとなっている。
ダイオキシン類の排出量の目録(排出インベントリー)(平成14年12月)
ダイオキシン類の排出量の目録(排出インベントリー)(概要)[PDFファイル(17KB)]
添付資料
- 連絡先
- 環境省環境管理局総務課ダイオキシン対策室
室長 関 荘一郎(内6532)
補佐 土屋 雅子(内6579)
環境省環境管理局水環境部企画課
課長 盛山 正仁(内6610)
補佐 田熊 秀行(内6615)