報道発表資料

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2002年10月08日
  • 自然環境

日米渡り鳥等保護条約会議の開催について

日米渡り鳥等保護条約会議が、10月16-17日に東京において開催され、両国における渡り鳥等の保護施策に関する情報交換、今後の協力のあり方に関する討議などが行われることとなったのでお知らせします。
1.会議開催の経緯
 
 標記会議は、日米渡り鳥等保護条約(正式名称は、「渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその環境の保護に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の条約」:昭和49年9月19日発効)に基づき開催されるものであり、両国における渡り鳥等の現状、保護施策等に関する情報交換及び今後の協力のあり方等が主なテーマとなっている。
 なお、前回会議は、2000年5月に米国アラスカ州アンカレジにおいて開催された。
 
 
2.開催日時及び場所
 
 (1) 日時 平成13年10月 16日(水)午前10時~午後5時半
   同 17日(木)午前9時半~12時半
 (2) 場所 経済産業省別館944会議室
 
 
3.主要議題案
 
 (1) 渡り鳥保護のための制度、施策等に関する情報交換
(2) 共同調査の実施等に関する協議
 日米が共同で取り組んでいるアホウドリの衛星追跡調査、シギ・チドリ類環境教育プログラム等の実施について協議を行うもの。
(3) その他
 
 
4.出席者(予定)
 
 (1) 日本側
岩尾 總一郎  環境省自然環境局
黒田 大三郎   同 野生生物課長
   * 上記のほか関係部局担当官及び鳥類専門家各数名が出席
 
 (2) 米国側
ポール・シュミット  内務省魚類野生生物局 渡り鳥保護課課長補佐
ピーター・ウォード   同 国際課
ケント・ウォール   同 アラスカ事務所非狩猟鳥類地域調整官
  グレッグ・ベイロー   同 アラスカ事務所希少種プログラム担当官
 
 
5.その他
 
 環境省では、本会議に先立ち、10月12日(土)ー15日(火)には北海道羽幌町にお いて「日米海鳥シンポジウム/ワークショップ・イン羽幌」を、米国内務省及び羽幌町の協 力を得て開催し、日米両国における海鳥保護の現状と課題について広く意見交換等を行う予 定。本シンポジウムに関する問い合わせについては、下記事務局まで。

 北海道海鳥センター内 日本海鳥グループ「日米海鳥シンポジウム事務局」
〒078-4116 北海道苫前郡羽幌町北6条1丁目
 電話:01646-9-2080、ファクス:01646-9-2090
 電子メール:SYMPO@SEABIRD.GO.JP
 ホームページ:http://www.seabird.go.jp/index-j.html
連絡先
環境省自然環境局野生生物課
課 長  黒田大三郎(6460)
 担 当  中島  尚子(6466)