シギ・チドリネットワークサミット・イン鹿島の開催について

1. 経緯及び目的
   　１９９６年に豪州のブリスベンで開催されたラムサール条約第６回締約国会議の折に、わが国及び豪州環境省の主導により、東アジア・オーストラリア地域におけるシギ・チドリ類の重要生息地ネットワークが設立され、現在では、１０カ国３１湿地の参加のもとに、調査研究、情報交換、普及啓発等を進めているところです。これまでわが国では、谷津干潟（千葉県）、吉野川河口（徳島県）、漫湖（沖縄県）、東京港野鳥公園（東京都）及び鹿島新籠（佐賀県）の５湿地が参加しています。
   　今般、本ネットワーク国内参加地の自治体及びＮＧＯ代表の参加を得て、ネットワークの意義や目的について理解を深め、各地の活動に関する情報交換を行うとともに、シギ・チドリ類を活用した環境教育プログラム「地球を旅する渡り鳥たち」の紹介と実践により、今後の普及啓発を図ることを目的として、佐賀県鹿島市において、「シギ・チドリネットワークサミット・イン鹿島」を開催する予定です。
   
   
2. 概要

   （１）	日程	：	平成１４年１０月１２日（土）～１４日（月）
   （２）	場所	：	佐賀県鹿島市役所大会議室（５階）及び鹿島新籠海岸（ネットワーク参加地）ほか
   （３）	主催	：	環境省
   （４）	共催	：	鹿島市
   （５）	対象	：	東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワークの国内参加地に係る地方自治体（千葉県習志野市、東京都、徳島県、佐賀県鹿島市及び沖縄県那覇市）及びＮＧＯ代表
   （６）	事務局	：	（財）世界自然保護基金ジャパン

   
   ＊プログラム等詳細については別紙のとおり。
   
   
3. その他
   　環境省では、今後、本サミットにおける意見交換等の結果を踏まえながら、関係自治体及びＮＧＯ等と協力して、東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワークの活動に関する国内行動計画の作成を進めるとともに、シギ・チドリ類の調査研究、保護活動、普及啓発及び環境教育を推進していくこととしています。
   　なお、本サミットについての現地取材等を歓迎します。お問合せについては下記までご連絡下さい。
   

添付資料

• プログラム：シギ・チドリネットワークサミット in 鹿島[PDF(21KB)] [PDF 20 KB]