報道発表資料

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2002年07月26日
  • 水・土壌

ダイオキシン類環境測定調査受注資格審査結果(平成14年度後期)について

平成14年度に環境省が実施するダイオキシン類の環境測定を伴う請負調査については、環境省が測定分析機関の受注資格審査を行い、受注資格があると認める機関に対して競争入札等への参加を認めることとしている。平成14年度後期の受注資格審査は、平成14年5月7日から17日まで申請の受付を行った。147機関(項目追加の機関を含む)から申請があり、94機関が合格し、合格率は64%であった。なお、合格した機関には平成14、15年度2年間の受注資格が付与される。
  1. 経緯
     
     ダイオキシン類の測定・分析については、超微量の物質を多数の同族体・異性体に分離し同定しなければならず、前処理等の極めて複雑な操作と高分解能の質量分析計等を利用する高度な技術を要することから、測定・分析の精度管理が極めて重要な課題となっている。
     このため環境省では、平成12年11月に「ダイオキシン類の環境測定に係る精度管理指針(以下「指針」という。)」を策定し、この指針の普及を図り、ダイオキシン類の環境測定の信頼性を確保するための措置の一環として、平成13年度から環境省が実施するダイオキシン類の環境測定を伴う請負調査の受注資格審査を実施している。平成14年度の受注資格についても、指針に規定された事項等が実施されているか審査を行い、その結果ダイオキシン類に係る環境測定を的確に実施できると認めた機関であることを受注先の要件に加えることとし、審査の方法について平成13年12月に官報に公告したところである。
     
     
  2. 受注資格審査の結果
     
     審査の申請は、前期、後期の2回受け付けることとなっているが、今般後期の審査結果がまとまった。147機関から申請があり94機関(64%)が合格した。合格した機関には平成14、15年度2年間の受注資格が付与される。合格機関名は別紙のとおりであり、本日付けで環境省ホームページにも掲載。なお、各申請機関に対しては、合否、否とされた場合には、その理由を個別に文書で通知した。
      
     
    平成14年度(後期)審査結果
     
      申請機関数 合格機関数 合格率(%)
    一貫分析機関 98(23) 72(22) 73
    試料採取専門機関 49 (1) 22 (1) 45
    147(24) 94(23) 64
     
    注 : ( )内の数字は、前期に合格し、後期に項目の追加を申請した機関の数。
     
     
     
     
    (参考)前後期を通した平成14年度の審査結果(ネットの合格機関数)
     
      申請機関数 合格機関数 合格率(%)
    一貫分析機関 118 90 76
    試料採取専門機関 63 27 43
    181 117 65
     


平成14年度に環境省が実施するダイオキシン類の請負調査の受注資格審査の結果(後期分)について

平成14年度に環境省が実施するダイオキシン類の請負調査の受注資格審査の結果(総括)について

連絡先
環境省環境管理局総務課ダイオキシン対策室
室   長:関 荘一郎(内6532)
 室長補佐:土屋 雅子(内6579)
 担   当:杉本 留三(内6571)
       :井上 知之(内6571)