報道発表資料

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2002年06月17日
  • 保健対策

POPs環境モニタリング報告書(英語版)の作成・配布について

「POPs(残留性有機汚染物質)に関するストックホルム条約」の早期締結にむけて、国会において審議が現在進められているところですが、海外に向けて日本のPOPsに関する状況を発信するために、これまでに我が国で実施されたPOPs環境モニタリングを中心に英語版の報告書を作成しました。
 この報告書は6月17日から開催される「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」(POPs条約)の第6回政府間交渉会議(於:ジュネーブ、日本代表団団長:環境省岩尾環境保健部長)において、参加各国に紹介、配布するとともに、国連環境計画(UNEP)、OECD等の国際機関及び在京各国大使館にも送付することとしています。
○報告書の内容
  1. POPs条約に定められた12物質の概要と環境モニタリング調査結果
     
  2. 12物質以外の物質の環境モニタリング調査結果
     
  3. 化学物質環境汚染実態調査(黒本調査)について
     
  4. 日本における将来のPOPsモニタリングについて
     
  5. 付録(CD-ROM)
    環境モニタリング指針
    関係法令等
 
○参考
  1. POPs条約の概要
     
     環境中での残留性が高い12種類のPOPs(PersistentOrganicPollutants:残留性有機汚染物質)による地球環境汚染の防止のため、製造・使用の禁止又は制限、非意図的生成物質の排出削減、ストックパイル・廃棄物の適正管理及び処理、これらの対策に関する国内実施計画の策定などを定めている。
     
  2. 第6回政府間交渉会議について
     
     第6回政府間交渉会議は6月17日~21日にかけてジュネーブで開催され、締約国会議の準備等を議題としている。我が国からは環境省、外務省、経済産業省の関係各省が出席している。
連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課課   長:安達 一彦
専 門 官 :中嶋 徳弥(6355)
 調査係長:平木 利一(6355)