報道発表資料

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2002年06月10日
  • 地球環境

第4回ヨハネスブルグサミット準備会合(閣僚級)の結果について

5月27日(月)から6月7日(金)まで、インドネシア・バリ島において持続可能な開発に関する世界首脳会議(ヨハネスブルグサミット)第4回準備会合(閣僚級)が開催された。
 本会合では、世界実施文書案の合意に向けた交渉、政治宣言の要素の検討が行われた。なお、世界実施文書はヨハネスブルグサミット実施計画と称されることになった。
 ヨハネスブルグサミット実施計画案は、循環型社会の構築、生態系の保全、科学技術に基づく政策決定の支援など環境保全の観点から重要な事項が数多く盛り込まれることになったが、一方で、貿易と資金など先進国と開発途上国の意見の相違が大きく、歩み寄りの見られない問題もあり、各国閣僚による精力的な協議にも関わらず、全面合意には至らなかった。
 我が国は、会議において、京都議定書を率先して締結したことを紹介するとともに、米、ロシア、豪州等に対して、議定書の早期締結を働きかけた。
我が国からは大木環境大臣、植竹外務副大臣、佐藤国土交通副大臣及び遠藤農林水産副大臣が出席した。
1. 日時  平成14年5月27日(月)~6月7日(金)
 非公式協議:5月25日(土)~26日(日)
 
2. 場所  バリ国際会議場(バリ島、インドネシア)
 
3. 出席者  世界各国・国際機関および各界関係者(マルチステークホルダー)
  ※ 日本からの政府代表団(大木環境大臣を長に8省で構成)
NGO(ネットワーク地球村、ヨハネスブルグサミット提言フォラーム、第3回世界水フォーラム事務局、グローブジャパン、IGES等)
 
4. 会議結果概要  別紙(「概要と評価」参照)
 
  (注) 「ヨハネスブルグサミット実施計画案(A/CONF.199/PC/L.5/Rev.1)(英文))」の入手先:http://www.johannesburgsummit.org/index.html 

添付資料

連絡先
環境省地球環境局総務課
課  長:寺田 達志(6710)
 調査官:星野 一昭(6720)
 補  佐:島田 幸司(6721)
 担  当:重 浩一郎(6726)

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