報道発表資料

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1997年06月03日

奄美野生生物保護センターの整備について

環境庁では、「奄美野生生物保護センター」の設置場所について検討してきた結果、鹿児島県 大島郡大和村(やまとそん)の思勝(おんがち)地区に建設することに決定した。                
1.整備計画 
 
(1) 整備主体 環境庁直轄
(2) 整備期間 平成9年度~11年度(3ヵ年)
(3) 事業費 約4億円(平成9年度予算額 約1億5千万円)
(4) 施設の内容 研究室、解説・展示室、多目的ホール等
 
2.事業内容
 
 アマミノクロウサギやアマミヤマシギなどの奄美地域の希少な野生生物や固有の生態系の調査研究、普及啓発等の事業を総合的に推進するための拠点施設として整備する。
 
3.設置場所の決定経緯 
 
鹿児島県が「奄美野生生物保護センター基本構想策定調査」を実施し、学識者からなる委員会においてセンターの施設構想、望まし立地条件について検討がなされた。
環境庁では、この検討結果を参考として設置場所を決定した。
 
4.設置場所:大和村 思勝
 
 思勝湾に流れる大和川の河畔に位置する平坦地で、湯湾岳を中心とする脊梁山脈の森林への入口部にあたる。(名瀬市中心部より西に約21km、県道名瀬瀬戸内線に面している。)
連絡先
環境庁自然保護局野生生物課
課長:小林 光  (6460)
 担当:渕上、関根(6463)