報道発表資料

この記事を印刷
2002年04月12日
  • 自然環境

環境教育教材『地球を旅する渡り鳥たち』のモニターの募集について

今般、環境省では、米国内務省魚類・野生生物局及び(財)世界自然保護基金ジャパンの協力を得て作成した渡り鳥と湿地の環境教育教材『地球を旅する渡り鳥たち』のモニターを公募することとなりましたのでお知らせします。

1 教材の作成経緯
 

 2000年5月にアラスカで開催された日米渡り鳥条約(正式名称:「渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその環境の保護に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の条約」、1974年発効)の定期会合において、米国内務省魚類・野生生物局から、渡り鳥であるシギ・チドリ類を利用した環境教育事業の共同実施が提案されました。これを受け、環境省では、(財)世界自然保護基金ジャパンの協力を得て、米国において開発されたシギ・チドリ類環境教育教材の日本版の開発を行いました。
 こうして作成された『地球を旅する渡り鳥たち』は、繁殖地から越冬地まで、国境を越え数千キロメートルの旅をつづけるシギ・チドリ類を題材として取り上げ、子どもたちが体験学習を通じて鳥の渡りや湿地の生態系を理解するとともに、アジア太平洋地域の国々とのつながりを学ぶことのできる環境教育教材となっています。

 
2 モニターの募集
 

 環境省では、本教材を今後広く国内で普及し、渡り鳥と湿地の環境教育を進めていく予定です。このため、この度本教材の普及、改善に資することを目的として、以下のとおり本教材のモニターを募集いたします。教材の内容や活用法等詳細については下記申込み先までお問い合わせ下さい。
 

(1) 対象    小・中・高等学校の教員、野鳥教育関係者など、本教材を利用した環境教育を実践できる方
 
(2) 募集人数    30名(応募者多数の場合は〆切期日後に抽選)
 
(3) 応募〆切    平成14年4月24日(水)
 
(4) 採用条件    採用された方には、本教材1部及び簡単なアンケート用紙をお送りします(送料のみ受取人払い)。モニターとして本教材を実際に利用し、教材への意見・感想等をアンケートに記入して、ご返送いただくことが必要です。
 
(5) 申込み先    (財)世界自然保護基金ジャパン 渡り鳥教育係
       担当:大倉(おおくら)
     
  電  話  03-3769-1713
  ファクス  03-3769-1717
  Eメール  okura@wwf.or.jp
    _  

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
課 長  黒田大三郎(6460)
 担 当  中島  尚子(6466)