一般廃棄物の排出及び処理状況等（平成１１年度実績）について

平成１１年度における全国の一般廃棄物（ごみ及びし尿）の排出及び処理状況等に関する状況について調査し、その結果を取りまとめたので公表する。結果の概要は次のとおり。　
　

1. ごみの排出・処理状況
   　

   （１）	ごみ総排出量
   ○	ここ数年ほぼ横ばい
   	・	ごみ総排出量	5,145万トン 　（前年度　5,160万トン）
   	・	１人１日当たりのごみ排出量	1,114グラム　（前年度　1,118グラム）

   （２）	ごみ処理の状況
   ○	総資源化量は増加、最終処分量は減少、リサイクル率は増加
   	・	総資源化量（再生利用量）	703万トン　（前年度　　649万トン）
   	・	中間処理による減量	3,589万トン　（前年度　3,579万トン）
   	・	最終処分量	1,087万トン　（前年度　1,135万トン）
   	・	減量処理率	93.3％　（前年度　92.5％）
   	・	直接埋立率	6.7％　（前年度　 7.5％）
   	・	リサイクル率	13.1％　（前年度　12.1％）

   　
2. ごみ焼却施設の状況　（平成11年度末現在）
   　

   ○	全施設の６割強で余熱利用を実施、総発電能力は増加
   	・	施設数	1,717施設　（前年度　1,769施設）
   	・	処理能力	195,125トン/日　（前年度　192,618 トン/日）
   	・	余熱利用を行う施設数	1,103施設　（前年度　1,114施設）
   	・	発電設備を有する施設数	215施設　（前年度　　201施設）
   	・	総発電能力	1,060千kw　（前年度　960千kw）

3. 最終処分場の状況　（平成11年度末現在）
   　

   ・	残余容量	1億6,435 万ｍ３　（前年度 1億7,066 万ｍ３）
   ・	残余年数	12.3 年　（前年度　12.3 年）

4. ごみ処理手数料の有料化の状況
   　

   ・	家庭系ごみの有料化自治体数	2,001 自治体（62.0％）　（前年度　1,890 自治体(58.5％））
   ・	事業系ごみの有料化自治体数	2,714 自治体（84.0％）　（前年度　2,652 自治体(82.0％））

連絡先

環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課
（内線6852）